2019年12月09日のニュース・クリップ

ベラルーシと露「連合国家条約」20年、統合深化 中国は影響力拡大  - 毎日新聞

ロシアとベラルーシが1999年12月に結んだ「連合国家創設条約」では、将来的な通貨や軍事ドクトリンの統一などの目標を盛り込んだ。今月8日には20年の記念式典を開き、ロシアのプーチンベラルーシのルカシェンコ両大統領も出席する見通し。……ただし近年の両国は経済分野で不一致が目につく。ベラルーシは輸出入の5割を占め最大の貿易相手国であるロシアから長年、安い価格で天然資源を輸入してきた。しかし欧米が科した制裁に苦しむロシアは今年に入り、ベラルーシ向けの原油価格を引き上げた。これに反発するベラルーシ原油価格引き上げ分の補償や来年以降のガス価格の引き下げを要求。

次期首相に34歳女性 フィンランド史上最年少:時事ドットコム

フィンランド社会民主党は8日、辞意を表明したリンネ首相の後任に、リンネ政権で運輸・通信相を務めた女性のサンナ・マリン氏(34)を選出した。10日に議会の信任を得て新首相に就任する運び。フィンランド史上最年少首相の誕生で、ウクライナのホンチャルク首相(35)を抜き世界一若い国家指導者の一人にもなる。

ジョンソン首相、自身の選挙区で苦戦か 25歳野党対抗馬に勢い―英総選挙:時事ドットコム

12日に迫った英総選挙で、ジョンソン首相(与党・保守党)が出馬するロンドン西部の選挙区に注目が集まっている。ライバルの最大野党・労働党候補が勢いを増し、接戦の可能性が指摘されるからだ。保守党が過半数を獲得したとしても、「現役首相落選」の異例の事態となれば、首相が唱える欧州連合(EU)離脱実現への影響は必至。同選挙区を訪れ、情勢を探った。

認知症新薬、異例の再挑戦 エーザイとバイオジェン  :日本経済新聞

米バイオジェンとエーザイが開発するアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」の臨床試験(治験)データが5日、明らかになった。認知機能の低下を2割ほど遅らせる効果を示し、学会や株式市場から大きな注目を集めた。一度は有効性の証明が難しいと判断されて治験の中止に追い込まれた新薬で、再び米当局の認可の取得を狙う異例の展開になる。

ニュージーランド北部の島で噴火、5人死亡:朝日新聞デジタル

ニュージーランド北部のプレンティ湾にある活火山のホワイト島が9日午後2時11分(日本時間同日午前10時11分)、噴火した。警察の発表によると、島や周辺にいた観光客のうち23人が救出されたが、5人の死亡が確認された。