2019年12月14日のニュース・クリップ

トランプ大統領の弾劾訴追決議案を可決 米下院司法委 | NHKニュース

ウクライナ疑惑で議会下院の司法委員会は13日、民主党がまとめたトランプ大統領の弾劾訴追の決議案を採決し、賛成多数で可決しました。……決議案は来週にも下院の本会議で採決にかけられ、多数を占める民主党の議員の賛成で可決されるとみられ、これによりトランプ大統領は弾劾訴追される見通しです。
司法委員会で弾劾訴追の決議案が可決されるのは、1860年代のジョンソン大統領、1970年代のニクソン大統領、1990年代のクリントン大統領に次いで4人目で、このうち可決後に辞任したニクソン大統領を除く2人は本会議を経て弾劾訴追されています。

米中、貿易協議「第1段階」合意 追加関税の発動見送り―来月めど署名:時事ドットコム

米中両政府は13日、貿易協議の「第1段階」で正式合意したと発表した。15日に予定していた米国の制裁関税と中国の報復関税の発動を見送るとともに、米国は発動済みの追加関税の一部を引き下げる。……中国政府の発表によると、第1段階の合意は農産品、知的財産権の保護、技術移転強要の問題、金融サービス、為替、貿易拡大、紛争処理など9項目。来月をめどに両国の閣僚級がワシントンで合意文書に署名する方向だ。

EU、英とFTA交渉へ準備完了 首脳、強い与党歓迎 | 共同通信

英総選挙でジョンソン首相の与党保守党が大勝したのを受け、欧州連合EU)のミシェル大統領は13日、ジョンソン氏に祝意を示し「EUは未来に向け、緊密な対英関係を築く交渉の用意ができている」と強調した。強力な与党の誕生で、遅れていた英議会での離脱協定承認が実現し、来年2月以降、自由貿易協定(FTA)交渉が始められる見通しになったことを歓迎した。

COP25 排出権「市場メカニズム」交渉難航 閉会、14日に延期 - 毎日新聞

スペイン・マドリードで開催中の国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)は14日未明まで、閣僚らによる非公式交渉が続いた。13日までだった会期を延長し、14日午前(日本時間14日午後)にも閉会式が開かれる見通し。議論の焦点だった温室効果ガス削減量の実績を国の間で融通する「市場メカニズム」の実施ルールについて、閉幕までに最終合意できるかが注目される。

ロスネフチ、北極圏の油田開発で日本企業に出資打診=関係筋 - ロイター

ロシアの国営石油会社ロスネフチのイーゴリ・セチン最高経営責任者(CEO)は、北極圏の油田開発で日本の商社や石油会社に出資を打診した。
ロスネフチが出資を求めているのは北極圏の油田開発計画「ボストーク・オイル」。投資規模は1570億ドルで、パイプライン、道路、港湾などインフラ施設の建設が必要になる。生産した原油北極海航路でアジアに輸出する予定。
関係筋によると、セチンCEOが都内のホテルで開いた説明会には、三菱商事三井物産伊藤忠商事国際石油開発帝石石油資源開発、丸紅の関係者が出席。