2019年12月22日のニュース・クリップ

スコットランド、高まる独立機運 英政権に難題 :日本経済新聞

英北部スコットランド行政府のスタージョン首相は19日、同地域が英国から独立することの是非を問う住民投票の実施を承認する権限をスコットランド議会に与えるよう英政府に要求した。スコットランド議会も同日、住民投票の実施に必要な関連法案を賛成多数で可決した。実施には英政府の同意が必要だが、同政府は反対を表明しており、今後両者の攻防が激しくなりそうだ。

脱原発、独で見直し論 気候変動問題で再評価:時事ドットコム

脱原発は、メルケル首相が2011年の東京電力福島第1原発事故を受け急きょ決定した。しかしメルケル氏が所属する与党キリスト教民主・社会同盟のエネルギー政策広報責任者ヨアヒム・プファイファー氏は18日のシュピーゲル誌(電子版)に「脱原発は誤りと考えていた」と説明。緑の党などが見直しの議論の音頭を取るなら「妨げることはない」と語った。旧東独で台頭する右派政党「ドイツのための選択肢」(AfD)も、原発に肯定的だ。ただ、緑の党は依然として脱原発を支持している。

「日本海」単独表記を尊重 国際機関仲裁案、検討継続 | 共同通信

日本海の呼称について韓国が「東海」の併記を求めている問題を巡り、海域の国際的呼称の指針を定める国際水路機関(IHO)が21日までに関係国を仲裁する事務局案を公表した。日本海を単独表記している現行の指針を尊重する一方で、海域の表記を今後も検討するとしている。

ローマ教皇、性的虐待の守秘義務を廃止 隠蔽防止へ:AFPBB News

ローマ教皇庁バチカン)は17日、ローマ・カトリック教会が司祭らに対して定める守秘義務の対象から性的虐待事件を除外する方針を発表した。教会内での小児性愛事件隠蔽(いんぺい)撲滅に向けフランシスコ教皇(Pope Francis)が進める取り組みの一環。
 この規定は、外交や個人的問題、犯罪容疑など、教会の統治に関わる機密性の高い情報を保護するためのものだが、司祭や被害者が虐待を通報する妨げとなり、事件の刑事訴追を阻害しているとの批判があった。

“近代五輪の父”クーベルタン男爵の演説原稿 9億円超で落札 | NHKニュース

史上最高値で落札されたのはフランスの教育者で近代オリンピックの父と呼ばれるクーベルタン男爵が1892年にフランスのパリでオリンピックの開催を呼びかけた演説の原稿です。
競売会社のサザビーズによりますと原稿は14ページにわたってフランス語で書かれており、文章を考える途中でクーベルタン男爵が文言を修正した跡が複数残されていて、18日、880万ドル余り、日本円でおよそ9億6000万円で落札されました。