2019年12月26日のニュース・クリップ
▼ロシア反政府団体の幹部、北極海に「徴兵」で強制移送…電話も禁止 : 読売新聞オンライン
ロシアの反プーチン政権運動の指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏は25日、自身が率いる汚職追及団体「反汚職基金」の男性幹部が「徴兵」で北極海ノバヤゼムリャ島の軍事施設に強制移送され、拘束下にあると発表した。……ナワリヌイ氏のウェブサイトなどによると、移送されたのはルスラン・シャベデディノフ氏で、健康上の理由で徴兵免除を裁判所に求めていた。裁判所は23日に免除要求を却下した。
▼ロシア、クリミアに鉄道開通 ウクライナが非難声明 :日本経済新聞
ロシアが2014年に併合を宣言したウクライナ南部クリミア半島とロシア本土を結ぶ鉄道橋が開通し、同国のプーチン大統領が23日、列車に乗って横断した。ロシアは輸送網などのインフラ整備によりクリミア併合を固める狙い。ウクライナは主権侵害と反発し、ロシアの橋経由でクリミアに入らないよう国際社会に訴えた。
クリミアとロシアの間のケルチ海峡を結ぶ鉄道は全長約19キロメートル。ロシアは18年5月に並行する自動車橋をすでに開通させている。
▼サッポロHD、米国の清涼飲料事業から撤退へ :日本経済新聞
サッポロホールディングス(HD)は米国での清涼飲料事業から撤退する。24日、豊田通商との共同出資会社で、果汁飲料を生産する米カントリーピュアフーズ(オハイオ州)を米投資ファンドのブルーポイントキャピタルパートナーズに全株を約80億円で売却することで合意した。コスト削減で営業赤字を減らしてきたが、中長期の成長が見込みにくいと判断した。北米では経営資源を酒類に集中する。
▼米出版界を震撼させる楳図かずおの傑作ホラー『漂流教室』 | ニューズウィーク日本版
子供への暴力は多くの学校で現実の問題かもしれないが、芸術作品の中で描かれることはまれだ。そんなタブーをぶち壊したのが、楳図(うめず)かずおのホラー漫画『漂流教室』(小学館)だった。その衝撃は、1972年に週刊少年サンデーで連載が開始された当時から、今に至るまで色あせない。
アメリカでは既に全11巻のペーパーバック版が出版されているが、ここにきて日本の漫画を数多く英語圏に送り出してきた米ビズ・メディアから新装ハードカバー「完全版」の刊行が決定。10月に第1巻が発売された。
▼追跡警官は短距離記録保持者 ひったくり犯あえなく御用―スペイン:時事ドットコム
スペイン南部セビリアで、2人組のひったくり犯が逃走しようとしたところ、追跡する警官の中にリレーの世界記録を持つ短距離走者がいるという想定外の事態に直面した。