2020年01月02日のニュース・クリップ

米軍約750人を中東に増派、イラクの大使館襲撃受け - ロイター

イラクでは31日、米軍がイスラムシーア派武装組織の拠点数カ所を空爆したことを受け、首都バグダッドの米大使館周辺で暴力的な抗議デモが発生した。イランが支援する民兵を含むデモ隊が米大使館の出入り口に火を付けたり、投石するなどした。
国防総省の発表によると、まずは陸軍の第82空挺部隊から約750人を派遣。複数の米当局者によると、数日以内にさらに最大4000人を増派する可能性があるという。

トルコ、ゴーン被告のフライトめぐり7人拘束 現地報道:AFPBB News

会社法違反などの罪で起訴され保釈中の日産自動車Nissan Motor)元会長のカルロス・ゴーン(Carlos Ghosn)被告が、日本からトルコを経由してレバノンへ入国した問題に絡み、トルコ当局が操縦士4人を含む7人を拘束したと、トルコの民営デミルオレン通信(DHA)が2日、報じた。……ゴーン被告の逃亡の経緯は依然不明だが、同被告は12月29日に関西空港(Kansai Airport)からプライベートジェットでトルコのイスタンブールに向かい、同市からさらに空路でレバノンの首都ベイルートに入ったと考えられている。

「日米で月面着陸」NASA長官が提案 「宇宙強国」中国をけん制 - 毎日新聞

米航空宇宙局(NASA)のブライデンスタイン長官が2019年9月の来日時、日本政府に対し、20年代後半にも日米両国の宇宙飛行士がともに月面に降り立つ計画を提案した。複数の関係者が明らかにした。実現すれば、日本にとって初の月面着陸になり、米国に続き史上2番目の月面有人到達国になる可能性がある。米側は近い将来、月が経済・安全保障上の要衝となるとみており、日本との協力を強化し宇宙で台頭する中国をけん制する狙いがあるとみられる。

欧州ガス市場、米露攻防 米、シェア拡大狙い制裁/露、安定供給へ新ルート - 毎日新聞

関係悪化が続く米国とロシアが、欧州の天然ガス市場を巡っても対立を深めている。ロシアは2020年中に欧州向けの新規2ルートを稼働させて安定供給し、シェアの維持を図りたい。一方で市場への食い込みを狙う米国は19年12月下旬、これらの建設計画に対する制裁を決めるなど、欧州各国がロシア産ガスへの依存を高めないよう圧力をかけている。
ロシアが欧州向けに建設しているパイプラインの2ルートは▽トルコを経由し東欧や南欧へ輸出する「トルコ・ストリーム」▽バルト海を経由しドイツへ供給する「ノルド・ストリーム2」(NS2)。トルコ・ストリームは今月中にも稼働する見通しで、ロシアはNS2についても今年前半の完工を狙っていた。

ローマ教皇、女性信者の手をたたく 翌日に謝罪:AFPBB News

ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇(Pope Francis)は1日、前日に信者らと交流した際、自分の手をつかんで引っ張った女性の手をたたいたことを謝罪し、「女性に対するいかなる形の暴力」も非難する演説を行った。
 教皇バチカン市国で大みそかに集まった信者らにあいさつをした際、女性信者から手を引っ張られ、体勢を崩した。いら立ちをあらわにした教皇が、女性の手を2度たたいて振りほどく様子を捉えた映像は、ソーシャルメディアで一気に拡散した。