2020年01月09日のニュース・クリップ

トランプ大統領、イランへの抑制的対応を示唆-国民に向け演説 - Bloomberg

トランプ米大統領は8日正午前(日本時間9日未明)、イランによる米軍駐留イラク基地へのミサイル攻撃を受け、ホワイトハウスで国民に向けて演説を行った。米国防総省は米軍に死傷者が出ないよう意図した攻撃だとみており、大統領は戦争に向けてさらに踏み込むことは避けた。
  大統領は全米にテレビ中継された演説で、イランの報復攻撃を招くことになった米軍による革命防衛隊司令官殺害の正当性を強調。同国に追加制裁を科す方針を示した。

中国「15日に署名」 米と貿易協議の第1段階で合意 :日本経済新聞

中国商務省の高峰報道官は9日の記者会見で、米国との貿易協議の第1段階の合意文書について、15日に署名すると発表した。中国側の交渉団を率いた劉鶴(リュウ・ハァ)副首相が13~15日に訪米し、ホワイトハウスでの署名式に参加する。
米国側の招待に応じたという。米中は2019年12月13日に第1段階の合意に達し、双方が法律面の検証や翻訳などの作業を続けてきた。米国のトランプ大統領は12月31日に、20年1月15日の署名をツイッターで公表したが、中国側はこれまで何も公表していなかった。北京の外交筋によると、署名式には200人規模の企業関係者らも参加する方向という。

IMFがアテネの事務所閉鎖へ、ギリシャの危機脱却受け=首相 - ロイター

ユーロ圏諸国とともにギリシャを支援してきた国際通貨基金IMF)が、アテネの事務所を閉鎖する。ギリシャのミツォタキス首相が、ワシントンでIMFのゲオルギエバ専務理事と会談した後に明らかにした。……ギリシャは2018年8月に3つの支援からの脱却を完了。経済は深刻な景気後退(リセッション)をもたらした10年余りの債務危機からの回復途上にあり、初期のIMF融資を返済した。

ゴーン被告、マクロン氏を暗に批判 ルノー・日産の関係悪化を誘発 - ロイター

保釈中にレバノンに逃亡した日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告は8日、自身の失脚につながった原因の一つとして、2015年当時、仏政府がルノーに対する政府の議決権拡大に動き、ルノーと日産の関係がこじれたことを挙げ、当時の経済相だったマクロン仏大統領を暗に批判した。
ゴーン被告はレバノンで行った逃亡後初の記者会見で、マクロン氏を名指しこそしなかったものの、「(仏政府の議決権拡大で)日産の経営陣や日本政府との関係に大きなしこりが生じた。ここから問題が始まった」と指摘した。

ヘンリー王子夫妻「引退」表明 主要王族から、英と北米で生活へ:時事ドットコム

英王室は8日、声明を出し、ヘンリー王子夫妻が「シニアロイヤル」と呼ばれる主要王族の立場から「引退」し、一家で英国と北米を往来しながら生活すると発表した。夫妻は「過去数カ月にわたる内部の議論と熟考」の末、シニア王族からの「引退」を決意したと表明。王子の祖母エリザベス女王を引き続き支えると決意を述べつつも、王室から財政的に自立するため働く考えを明らかにした。