2020年01月11日のニュース・クリップ

イラン、ウクライナ機撃墜認める 軍事施設接近で「誤射」:時事ドットコム

イラン軍は11日、首都テヘラン近郊の空港近くで8日に起きたウクライナ国際航空機墜落について声明を出し「人為的ミス」による誤射で撃墜したと認めた。イラン側はこれまで「技術的な不具合」による事故として撃墜を強く否定してきたが、短期間で撤回を余儀なくされた。最高指導者ハメネイ師は、撃墜を犯した軍の「欠点や失敗」を改めるよう求め、再発防止を指示した。
 イランは墜落の数時間前、米軍によるイラン精鋭部隊「革命防衛隊」司令官殺害への報復として、イラク国内の駐留米軍基地を弾道ミサイルで攻撃していた。

生命の証拠求め火星探査 今年、米中や欧ロが打ち上げ 有機物など詳細分析 :日本経済新聞

2020年は火星で生命を探す探査機の打ち上げが相次ぐ。米国、欧州とロシア、中国の3つがそれぞれ火星に着陸し、生命の証拠を探す計画だ。これまでの研究で大昔の火星には地球と同じように広い海が存在したのは確実とされ、現在も地下などに大量の水が残る可能性が高い。……各国は2年2カ月ぶりに火星と地球が接近する時期を狙い、それぞれ7月ごろに探査機を打ち上げる。約半年かけて火星に到着し、21年初めに着陸する予定だ。

ユリ・ゲラー氏 英首相官邸公募の「変わった技能を持った奇人変人」に立候補― スポニチ Sponichi Annex

首相官邸は、欧州連合EU)離脱後の新たなかじ取りを見据え、経済や政策立案の専門家とともに「変わった技能を持った奇人変人」を公募。ゲラー氏は応募に伴い、離脱後のEUとの貿易交渉でも「私の能力を使うことができる」とアピール。現在は出身地のイスラエル在住だが、採用された場合は、かつて住んだこともある英国に移り住む考えという。

コアラの焼死「数万匹」か 豪の森林火災、対応遅れに批判も(共同通信)

オーストラリアで森林火災の被害が拡大し、昨年から約25人が亡くなったほか、コアラ数万匹が焼死したとみられている。焼失面積は北海道を超える約1千万ヘクタールに達し、ほかの動物にも甚大な被害が出ている。
 政府は20億豪ドル(約1500億円)を投じ復興支援機関の新設を発表したが、モリソン首相の対応の遅れに批判が出ている。

プロサッカー選手、認知症などの死亡のリスク「一般人の3倍以上」 : 読売新聞オンライン

プロサッカー選手は認知症など神経変性疾患で死亡するリスクが一般人より3倍以上も高いとする研究結果を、英グラスゴー大などの研究チームがまとめた。米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に掲載された。……研究チームは、1900~76年に生まれたスコットランドの元プロサッカー選手7676人について、年齢構成などを加味した2万人以上の一般人と比べた。
 対象とした元選手のうち、すでに死亡していた1180人の死因を分析すると、神経変性疾患で死亡するリスクは一般人の3・5倍だった。病気別では、アルツハイマー病で5・1倍、アルツハイマー以外の認知症で3・5倍、パーキンソン病で2・2倍だった。一方、肺がんや心筋梗塞などのリスクは一般人より低かった。