2020年01月26日のニュース・クリップ

ECBが戦略検証開始、総裁「調整力発揮」 成長リスク下向き - ロイター

欧州中央銀行(ECB)は23日の定例理事会で主要政策金利を据え置くとともに、物価目標を含む政策戦略の検証を開始したと明らかにした。前任のドラギ氏は大規模な金融緩和による物価押し上げを目指したが、物価は長らく目標を割り込んでおり、現職のラガルド総裁が今後、政策目標や達成手段をどのように見直すかが注目される。

イタリア与党「五つ星運動」党首辞任、政権に逆風 :日本経済新聞

イタリアの左派「五つ星運動」のディマイオ党首は22日、党首を辞任すると表明した。リーダーシップの欠如で求心力が著しく低下しており、党運営が混乱した責任をとる。最大与党の党首辞任はコンテ首相が率いる政権には逆風となる。……五つ星は中道左派民主党」と連立政権を構成している。ディマイオ氏は政治経験の浅さから政権内で存在感を発揮できず、党内では不満を抱く議員が増えていた。最近では党を離脱する議員も多く、辞任は避けられないとの声が出ていた。

在日ロシア大使館が批判コメント 「日本がスパイ妄想狂仲間入り」 | 共同通信

在日ロシア大使館は25日、警視庁に逮捕された容疑者から機密情報を受け取った疑いがあるとして日本が在日ロシア通商代表部の職員ら2人に出頭要請したことについて、批判するコメントをフェイスブックで発表した。「欧米で流行しているロシアに対するスパイ妄想狂に日本が仲間入りしたのは遺憾だ」としている。

米外資新規制、日本「ホワイト国」外れる 強まる安保色 :日本経済新聞

財務省は安全保障の観点から対米投資を規制する対米外国投資委員会(CFIUS)の届け出を免除する「ホワイト国」のリストを公表した。2月13日施行の外国投資リスク審査近代化法(FIRRMA)の新規則から適用される。昨秋、日本は改正外為法を成立させ、米国と歩調を合わせてきたが、選ばれなかった。当面、米国の重要技術に投資する企業は審査対応せざるを得ない。
ホワイト国に選ばれたのは、オーストラリア、カナダ、英国の3カ国。CFIUSの審査は米中間の緊張の高まりを受けて段階的に強化されてきた。2018年11月からの試験プログラムでは、半導体など27の重要業種について外国投資家に申告を義務付けた。

批判の声も……エリザベス女王の孫とダイアナ元妃の姪、中国のミルクブランドのCMで対決|エル・ガール オンライン

アン王女の息子でエリザベス女王の孫にあたるピーター・フィリップス。ウィリアム王子やハリー王子の父方の従兄弟でもある。そのピーターが中国の国有乳製品メーカー「ブライト・デイリーズ(光明乳業)」のCMに出演したことが明らかになった。ピーターは王位継承順位15位ではあるが貴族の称号は持っていない。ロイヤルファミリーとして公的な行事に参加することもほとんどないのに、CMには「イギリスのロイヤルファミリーのメンバー、ピーター・フィリップス」という肩書で登場している。そのため王室関係者の間から「ロイヤル」という言葉を使うべきではないと批判の声が上がっている。……このCMが問題になった翌日、今度はダイアナ元妃の姪、つまりウィリアム王子とハリー王子の母方の従姉妹に当たるレディ・キティ・スペンサーも中国の乳製品メーカー「サティーヌ・ジャージー・ミルク」のキャンペーンに出演したことが明らかに!……キティは貴族出身でロイヤルファミリーではない。でも彼女の場合はピーターとは違い、自分がロイヤルファミリーだとは主張していないので、批判は免れている。