2020年02月14日のニュース・クリップ

英財務相が辞任、首相官邸と確執 内閣改造で波乱 :日本経済新聞

ジョンソン英首相が内閣改造に踏み切った13日、ジャビド財務相首相官邸との確執を理由に辞任した。首相側が留任の条件として財務相のアドバイザー全員の更迭を要求したところ、ジャビド氏がこれを拒否した。……英政府は後任に、財務相の部下にあたる財務副大臣のスナク氏を昇格させると発表した。ジャビド氏は辞任後、「私は辞任以外に道はないと思った」と語った。

日本が拒否のクルーズ船、カンボジアで下船開始 「人権に配慮」とフン・セン首相:AFPBB News

新型コロナウイルスの感染者が乗船している恐れがあるとしてアジア太平洋の各国から入港を拒否され、海上を2週間さまよっていたクルーズ船「ウエステルダム(Westerdam)」がカンボジア南部シアヌークビル(Sihanoukville)に入港し、14日午前、乗客が下船を開始した。
 乗客乗員2257人が乗っているとみられるウエステルダムは、香港を2月1日に出港し15日に横浜に到着する予定だったが、新型コロナウイルス「COVID-19」に感染した乗客がいる疑いが生じたため、日本、米領グアム、フィリピン、台湾、タイが入港を拒否。今週になってカンボジアが受け入れを表明していた。

経済損失、SARS以上か 新型肺炎で成長率下げ相次ぐ|佐賀新聞LiVE

肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大で、欧米のシンクタンクや大手金融機関が2020年の世界経済の実質成長率予測を相次いで引き下げた。…… 英調査会社オックスフォード・エコノミクスは中国の生産活動停止などを理由に0・2ポイント引き下げ2・3%に修正した。
 米金融大手ゴールドマン・サックスは押し下げ幅を0・1~0・2ポイントと分析。JPモルガン・チェースは20年1~3月期に0・3ポイントポイントとした。

米国2位の大手新聞チェーン「マクラッチー」が破産申請 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)

米国で第2位の規模を誇る新聞チェーンの「マクラッチー(McClatchy)」が2月13日、米連邦破産法11条の適用を申請した。マクラッチーは新聞の売上の劇的な低下により、巨額の債務を抱えていた。……マクラッチーが発行する30の日刊紙は今後も発行を続けるが、同社は5000万ドルの資金をEncina Business Creditから借り入れるという。
クラッチーの株式は間もなく上場廃止され、破産申請が適用され次第、会社の支配権はニュージャージー州ヘッジファンド、「チャタム・アセット・マネジメント」が握ることになる。
同社は2004年に45億ドルを注ぎ、競合のKnight-Ridderを買収し、発行部数を拡大したが、同時に20億ドルの負債を追加で抱えることになった。報道によると、破産プロセスにおいて7億ドルを超える負債が整理対象となり、60%が免除される見通しという。

大リーグ サイン不正でアストロズ球団会長や選手が謝罪 | NHKニュース

大リーグのアストロズが規則に反して、試合中にカメラを使って対戦相手のキャッチャーが出すサインを分析し、バッターに伝えていた問題で、アストロズの球団会長や選手などが問題の発覚後、初めて会見を開いて、不正を認めたうえで謝罪しました。……アストロズのオーナーでもあるクレイン会長は、組織のトップとして謝罪しましたが、サインの不正な分析と伝達がアストロズのバッターに効果があったかどうかや、試合の結果に影響を与えたどうかについては「多くの人がそのように考えるだろうが、結果と原因を明らかにするのは、ほどんど不可能だ」と述べて、謝罪はルールを破ったことについてのみだという姿勢に終始しました。