2020年03月04日のニュース・クリップ

バイデン氏9州、サンダース氏は加州含む4州で勝利確実-予備選 - Bloomberg

今秋の米大統領選に向けた民主党候補指名争いの序盤のヤマ場となる3日の「スーパーチューズデー」は、代議員数が多いカリフォルニア州バーニー・サンダース上院議員が制する見通しとなり、代議員獲得数を伸ばした。しかし、ジョー・バイデン前副大統領も予想以上に健闘、指名獲得争いの主役の1人に再浮上した。
  AP通信やNBCなど米ネットワークによれば、これまでに大勢が判明した13州のうちバイデン氏が9州、サンダース氏が4州で勝利を確実にした。バイデン氏はサンダース氏有利とみられていた代議員数が比較的多いマサチューセッツ州を制する見通し。同州選出のエリザベス・ウォーレン上院議員は3位にとどまった。 

大富豪ブルームバーグ氏、バイデン氏復活で失速 - 産経ニュース

 ブルームバーグ氏は昨年11月、他候補に遅れて指名争いに参戦。大富豪である強みを使って政治献金を集めず、4億ドル(約430億円)以上の自己資金を投入して選挙活動を展開した。
 また、先月の序盤4州の予備選・党員集会に参加せず、スーパーチューズデーから指名争いに本格参戦。3日に予備選・党員集会が実施された14州などのうち、代議員数が多い西部カリフォルニア(415人)、南部テキサス(228人)やバージニア(99人)を主戦場に位置付けた。
 特にカリフォルニア州では広告宣伝費だけで3600万ドルを費やした。バージニア州には、州内8カ所の選挙事務所に計80人以上の運動員を配置し、ローラー作戦を展開した。しかし、同州の結果は4位で代議員は獲得できなかった。カリフォルニア、テキサス両州でも上位に食い込めず、首位だったのは米領サモア(6人)だけだった。

FRBが0.5%緊急利下げ 市場安定へ追加緩和の余地 :日本経済新聞

米連邦準備理事会(FRB)は3日、臨時の米連邦公開市場委員会FOMC)を開き、政策金利を0.5%引き下げた。新型コロナウイルスの拡大で市場が混乱したのに伴い、景気不安が広がるのを抑える狙いがある。パウエル議長は「今後数カ月の動向を注視し、経済を支えるために適切に行動する」と主張。景気リスクが拭えなければ、追加利下げに踏み切る考えもにじませた。
短期金利の誘導目標であるフェデラルファンド(FF)金利を、年1.50~1.75%から年1.00~1.25%に引き下げた。

トランプ大統領明言 渡航規制強化に日本も検討対象 : 日刊スポーツ

トランプ米大統領は3日、ホワイトハウスで記者団に、新型コロナウイルス感染拡大を受けた渡航規制強化について、既に強めたイタリアや韓国などと同様に「日本(の状況)も非常に注視している」と述べ、日本が検討対象だと明言した。トランプ氏が日本を名指しして、渡航制限の可能性に言及したのは初めて。

IOC会長が異例の声明 東京五輪開催に向け懸念払拭 | NHKニュース

IOCは3日、本部のあるスイスのローザンヌで定例の理事会がはじまり、初日の会合の中で新型コロナウイルスへの対策状況について報告を受け議論を行いました。
この中で、先月中旬にIOCと大会組織委員会、東京都、日本政府、それにWHO=世界保健機関が合同で特別作業チームを結成し、新型コロナウイルスの対応に当たっていることや理事会として東京オリンピックの成功に向け全面的に関わっていくなどとする緊急の声明をまとめました。