2020年04月14日のニュース・クリップ

世界の感染者数200万人突破、最多の米68万人…スペイン17万人・伊16万人 : 読売新聞オンライン

米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、世界全体の新型コロナウイルスの感染者数が200万人を突破した。米東部時間13日夜(日本時間14日午前)時点で感染者は201万9320人に達し、死者は11万9483人となった。
 感染者数は米国が約68万人と最も多く、スペインが約17万人、イタリアが約16万人で続く。死者数は米国の2万3529人が最多で、イタリアも2万人を超えた。

新型コロナの致死率は新型インフルの10倍 WHO見解 - 産経ニュース

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は13日、ジュネーブでの記者会見で、新型コロナウイルスについて、2009年に流行した新型インフルエンザより致死率が10倍高いとの見解を示した。各国が感染拡大を抑えるために実施している外出制限などの措置について解除を急がないよう訴えた。

新型コロナ、回復者に免疫あるか不明 WHOが警告 :日本経済新聞

世界保健機関(WHO)は13日、新型コロナウイルスの感染者で回復後に再び陽性になる患者が出ていることについて、回復者に免疫がついているかは不明だとの見解を示した。……WHOの感染症専門家、マリア・ファンケルクホーフェ氏は記者会見で、中国上海市で行われた最近の研究から、「(回復後に)検出できるほどの抗体反応を示さなかった人もいれば、非常に高い反応を示した人もいたことが分かった」と説明した。抗体の量が少なければ、再び陽性になる恐れがある。韓国でもいったん回復してから陽性と診断された人が111人に達した。

「マスク外交」切り崩されるヨーロッパ | NHKニュース

中国の「マスク外交」。
新型コロナウイルスに関連する中国の医療支援は、フランスやスペイン、ギリシャなどヨーロッパ各国に幅広く行われた。……中国政府はこれまでに127の国に医療物資を支援、医療チームの派遣先は11の国にのぼると発表。貿易ベースでは、先月以降、マスク38億6000万枚、防護服3700万着、人工呼吸器1万6000台など、総額で102億人民元、日本円で1500億円余りを輸出したとしている。
中国がとりわけヨーロッパへの接近をはかる理由。それは、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」と関係があると指摘されている。
中国が「マスク外交」を展開するイタリアやギリシャ、それにバルカン半島諸国は「一帯一路」の要衝で、これまでもインフラ整備のための覚書を結んだり、巨額の投資を行ってきた。

チェルノブイリ原発に森林火災迫る ウクライナ | NHKニュース

ソビエトウクライナにあるチェルノブイリ原子力発電所から半径30キロ以内に設置された立ち入り禁止区域で、今月初め、森林火災が発生し、1週間余りたった今も消火活動が続いています。
チェルノブイリ原子力発電所の技術担当者は13日、NHKの取材に対し、火の手が発電所の敷地からおよそ2キロの地点まで迫っていることを明らかにしました。
火の手が最も接近している施設の1つは、34年前の原発事故で散らばったがれきなどの放射性廃棄物の保管庫で、ウクライナの防災当局は保管庫を取り囲む水のない堀を深くするなど、延焼を防ぐための対策をとったということです。