2020年04月16日のニュース・クリップ

ドイツの市民が「コロナ対策」に、こんなに満足しているワケ | 現代ビジネス

ドイツ公共放送連盟ARDが4月2日に実施した世論調査によれば、メルケル首相率いる連立政権に対する満足度は、2017年10月に発足した今期の政権では最高の63%となった。また、コロナ禍の危機管理に対しては、満足している、非常に満足している、という答えが72%という結果になっている。
先月行われた同様のアンケートでは、連立政権への不満度が65%という結果だったが、逆転した形だ。……ベルリンの即時支援を実際に目の当たりにし、メルケル首相の演説などを聞いていると、国を、州を率いる政治家たちが、「ドイツで暮らす人たち全て」を、可能な限り救おう」という姿勢が、あらゆる形でアピールされ、それが信頼を勝ち得ている大きな要因になっているという実感がある。

「外出自粛、22年まで必要」 米ハーバード大が予測:朝日新聞デジタル

新型コロナウイルスの世界的流行を抑えるためには、外出規制などの措置を、2022年まで断続的に続ける必要がある――。こんな予測を米ハーバード大の研究チームが発表した。……14日、米科学誌サイエンス(電子版)に論文が掲載された。
 研究チームは同じコロナウイルスで、一般的な「風邪」の原因になる二つのウイルスの毎年の感染状況から、米国のデータをもとに25年までの感染者の推移を推定した。その上で、季節によるウイルスの広まりや免疫の持続期間などを評価。多くの人が感染し、集団免疫を獲得して流行が抑えられるまでの時間を調べた。
 その結果、今回の流行が終わった後も、外出規制を1度だけで解除すればすぐに第2波が来ることなどが判明。感染者数のピークが救急医療態勢の能力を超えないように、断続的に外出規制を行うと、集団免疫を獲得するには22年までかかることが分かった。

公共交通での移動減 東京45% NY87% アップルがデータ公開 | NHKニュース

アップルが公開を始めたのは、地図アプリが使われた状況をもとにした利用者の移動の量の変化をあらわすデータで、利用者のIDとは結び付けず、個人情報を保護した形でまとめているとしています。
63の国と地域、そして主要な都市ごとに、公共交通機関と自動車、徒歩による移動の量の推移を新型コロナウイルスの感染が世界的に広がる前のことし1月13日から示しています。……海外の主要都市を見ると、公共交通機関による移動がニューヨークとロンドンでいずれも87.2%、ローマでは94.8%の減少となっています。
徒歩による移動もニューヨークで80.7%、ロンドンで77.2%、ローマで94.1%減っています。

コロナ患者が少ない日本「玄関で靴を脱ぐ」が功を奏した可能性 | Smart FLASH

4月10日、CDC(アメリカ疾病管理予防センター)が出版している雑誌『Emerging Infection Diseases』のサイト上で、新しい研究結果が発表された。
 中国・武漢の病院で、床、コンピュータのマウス、ゴミ箱、手すりなどを調査したところ、いずれも広範囲に渡ってコロナウイルスが検出されたという。特に問題になったのは床で、集中治療室で働く医療従事者の約半数が、靴底で新型コロナウイルスを運んでいることがわかった。さらに、薬局フロアの床には、100%コロナウイルスがいたという。フロアを移動したのは、医療従事者のみだった。
 こうした研究結果から、「医療スタッフの靴底は保菌物として機能するかもしれない。コロナ患者がいる病棟を出る前に、靴底を消毒することを強くすすめる」と論文で注意喚起されている。

バンクシーも在宅勤務?「家で仕事をすると妻に嫌がられる」 | NHKニュース

バンクシーは鋭い社会風刺画で知られる覆面アーティストで日本時間の16日、自身のインスタグラムに新たな作品を投稿しました。
作品は、実際のバスルームとみられる場所を撮影した写真で、壁やトイレのふたなどあちらこちらにねずみの絵が描かれ、トイレットペーパーを散らかしたり、歯磨き粉のチューブを踏みつけたりしていたずらをしているような様子を表現しています。
そして投稿には「家で仕事をすると妻にひどく嫌がられる」というコメントが添えられていました。