2020年05月03日のニュース・クリップ

日本人医師が警鐘…新型コロナウイルスが「血栓」促進か 米で若年層の脳梗塞相次ぐ

マウントサイナイ医科大学病院のチームがまとめた報告によると、新型コロナウイルスに感染した50才未満の患者が、脳梗塞を併発した症例が2週間で5人と相次いだ。5人の新型コロナウイルスの症状はいずれも軽症か無症状。ウイルスの影響で血液の凝固機能が亢進し、「血栓」の形成を促進したことが脳梗塞発症につながった可能性があるという。
同病院では、主幹動脈(脳に酸素や栄養を送っている複数の太い血管)の閉塞による脳梗塞で治療を受けた50才未満の患者は、通常2週間の平均で0.73人。1症例あるかないかだったのが、この2週間では7倍に増加した。この報告は医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン」に28日、掲載された。

ユーロ圏GDP、過去最悪の年率14.4%減 1~3月 :日本経済新聞

欧州連合EU)統計局が30日発表した2020年1~3月期のユーロ圏の域内総生産(GDP)速報値は物価変動を除いた実質で前期比3.8%減だった。年率換算では14.4%減と、データが公表された1995年以来最悪だった。新型コロナウイルスの影響で4~6月期の下げ幅は一段と拡大する公算が大きい。3月の失業率(速報値)は7.4%に上昇しており、各国は社会不安につながりかねない失業対策を急ぐ。

中銀、政府も企業も支える 20年末の総資産2400兆円に  :日本経済新聞

日米欧の中央銀行が、国債など資産購入を拡大している。新型コロナウイルスで経済が停止し、緊急時の安全網として中銀が政府・企業の最後の支え手となっているためだ。2020年末の日米欧中銀の資産は前年末比1.5倍の約2400兆円と国内総生産GDP)の約6割に膨張する可能性がある。

英 シャーロット王女5歳に 感染拡大で食料届けるお手伝い | NHKニュース

イギリス王室のウィリアム王子夫妻の長女のシャーロット王女が2日、5歳の誕生日を迎え、王女が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、自宅にとどまっている高齢者に食料品を届ける様子などを撮影した写真が公開されました。

ベッケンバウアー氏らのW杯招致不正疑惑が時効、判決出ぬまま終了:AFPBB News

サッカー元西ドイツ代表のレジェンドで、W杯ドイツ大会(2006 World Cup)の大会組織委員会会長を務めたフランツ・ベッケンバウアー(Franz Beckenbauer)氏らの大会招致をめぐる不正疑惑の裁判が時効を迎え、判決が下されることなく終了した。……スイスにおける詐欺疑惑に関する刑事訴訟は、15年以内に完結されなければならない。ベッケンバウアー氏の疑惑は2005年の出来事にまでさかのぼるため、裁判所は今後この件を裁く権利を持たない。