2020年05月11日のニュース・クリップ

英国、ロックダウン一部緩和へ-ジョンソン首相が発表 - Bloomberg

ジョンソン英首相は10日、英国のロックダウン(都市封鎖)を解除し、経済活動を再開させるための「最初の慎重な措置」を発表した。
  同首相は国民向け演説で、ロックダウンを早急に終わらせることはないと強調した上で、13日から移動制限を緩和することを明らかにした。ゴルフやテニスなどの屋外レジャー活動の時間に制限を設けないほか、イングランドで公園やビーチに車で出掛けることを認めた。
  製造業や建設業など自宅勤務が不可能な職種については、職場に行くべきだと述べた。

ドイツで新型コロナ感染が再拡大、再生産数1.1に上昇 - ロイター

政府の公衆衛生研究機関ロベルト・コッホ研究所は10日、1人の感染者が何人に感染を広げるかを示す「再生産数」が1.1に上昇したと発表した。1を上回ると感染が拡大していることを示す。
メルケル首相は6日、ロックダウン(都市封鎖)を段階的に緩和していくと発表。商業施設や学校の再開を許可した。ただ同時に、感染が拡大した場合には再び制限を可能にする「緊急ブレーキ」措置も導入した。

EU、コロナ対応支援で中ロけん制 西バルカンと首脳会議:時事ドットコム

欧州連合(EU)は6日、西バルカン地域6カ国とテレビ首脳会議を開いた。……EUは中ロに対抗し近年、西バルカンの取り込みを進めてきた。3月の首脳会議では北マケドニアアルバニアとの加盟交渉入りを正式決定。セルビアモンテネグロとは交渉に入っている。
 ただ、EU各国はコロナ対応の初期、マスク確保などで自国を優先。西バルカン支援で中国などの後手に回り、地域からはEUに失望する声も聞かれている。

ホワイトハウスで感染続出、CDC所長も2週間自主隔離:朝日新聞デジタル

米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長と、米疾病対策センター(CDC)のレッドフィールド所長、米食品医薬品局(FDA)のハーン長官の3人が2週間の自主隔離に入ることが明らかになった。……3人はいずれも新型コロナ・タスクフォースの主要メンバー。レッドフィールド、ハーン両氏はホワイトハウス内で新型コロナウイルスの陽性診断が出た人物と接触したためという。一方、ファウチ氏は感染者とは「低いリスク」の接触度だったとして、部分的に自宅で勤務する。

IOCコーツ氏「再延期ない」 - ロイター

東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)のジョン・コーツ調整委員長は9日、1年延期された同大会について、「再延期するプランはないという原則のもとで(準備を)進めている」と述べた。……コーツ氏は「(従来の計画と)同じ会場、日程でできるよう努力している」とも語った。