2020年05月21日のニュース・クリップ

東京新聞:コロナ、肥満で重症化の恐れ 退院の英首相、対策強化へ

新型コロナウイルスの感染者のうち、肥満の人ほど重症化するリスクが高い傾向にあることが、英国内での複数の調査で分かった。……英国で新型コロナウイルスに感染した入院患者について、リバプール大は約1万7千人を対象に調査。このうち、肥満度の目安となる体格指数(BMI)で、肥満の程度が重いとされる30超の人は30以下の人に比べ、死亡するリスクが3割以上高まると分析した。

戦勝式典6月24日か ロシア、国民投票と同日検討:北海道新聞 どうしん電子版

ロシア紙エルベカ(電子版)は20日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期した対ドイツ戦勝75周年記念式典と憲法改正案の国民投票について、プーチン政権が6月24日に同時に実施する方向で検討していると報じた。……政権は当初、プーチン氏の5選出馬に道を開く憲法改正案の是非を問う国民投票を4月22日に予定。対ドイツ戦勝記念日の5月9日には大規模な式典や軍事パレードを計画していたが、いずれも新型コロナの感染拡大を受けて延期した。

米当局、ゴーン被告の逃亡支援容疑で2人逮捕 元特殊部隊員ら - ロイター

米当局は20日、日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告の逃亡を手助けした容疑で2人を逮捕した。
逮捕されたのは、米陸軍特殊部隊グリーンベレーの元隊員、マイケル・テイラー容疑者とマイケル容疑者の息子、ピーター・テイラー容疑者で、東京地検が犯人隠避と入管難民法違反ほう助の容疑で逮捕状を取っていた。

CNN.co.jp : 白紙と思われていた死海文書の断片、肉眼では見えない文章発見

マンチェスター大学が所蔵する「死海文書」の断片に、肉眼では見えない文章が書かれていることが明らかになった。……死海文書を巡っては最近、偽物と判明するケースも出ているが、今回の断片は本物で、ヨルダン川西岸のクムラン洞窟で死海文書が初めて発見された際に発掘された。
ヨルダン政府は1950年代、これらの断片を英リーズ大の専門家ロナルド・リード氏に寄贈。リード氏は研究結果をまとめて発表したものの、文章の発見には至らなかった。
一連のコレクションは97年にマンチェスター大に寄付されて以来、ほぼ手つかずの状態だったが、最近になってロンドン大学キングス・カレッジのジョーン・テイラー教授が調査に乗り出した。

風刺取り下げの特派員協会 会員反発「パロディ-は芸術」「欧米では考えられない」/デイリースポーツ online

日本外国特派員協会(FCCJ)のカルドン・アズハリ会長が21日、月刊会報誌「NUMBER 1 SHIMBUN」の4月号で掲載した東京五輪の大会エンブレムと新型コロナウイルスのイメージを掛け合わせたデザインが、東京五輪パラリンピック組織委員会から抗議されたことについてオンライン会見を開き、エンブレムの取り下げを表明した。
 アズハリ会長は「これは表現の自由報道の自由の問題ではなく、著作権の問題」と、法的な問題があったことを最大の理由としたが、会見に参加した協会員は反発。「欧米では考えられない」、「パロディーは文化。パロディーを批判する人は歴史を理解していない。パロディーは芸術だ」、「著作権の問題として矮小化するのではなく、報道の自由の問題として、組織委に抗議すべき」との怒りの声が相次いだ。
 会長自身も「これが中東や欧米ではたぶん問題にされないだろう」と、認めた上で「我々は日本を拠点としており、日本の法律に従う必要がある」と理解を求めた。