2020年06月01日のニュース・クリップ

米大統領、G7サミットを9月に延期 参加国拡大の意向 - SankeiBiz(サンケイビズ)

トランプ米大統領は30日、6月末に首都ワシントンで通常開催を目指していた先進7カ国首脳会議(G7サミット)を9月に延期すると明らかにした。G7の枠組みは時代遅れだとの認識を示し、ロシア、オーストラリア、インド、韓国を招待、参加国を拡大したいとの意向を表明した。

米軍の刑法犯、「公務中」で不起訴1174人 01~18年 日米地位協定 - 毎日新聞

全国の検察庁が2001~18年に扱った米軍関係者の刑法犯8112人のうち、起訴猶予を含め7044人が不起訴処分とされ、このうち1174人が「公務中」という理由で不起訴となっていた。日米地位協定では、米軍関係者の公務中の事件や事故は米国側に第1次裁判権があり、日本の裁判にかけることが難しく、起訴率を押し下げる一因となっている。……日米両政府は11年、公務中の米軍属については米側が刑事訴追しない場合、米国が同意すれば日本側が裁判権を行使できるとする地位協定の運用改善で合意。さらに米軍関係者の飲酒後の運転は公務外と扱うとしたが、12~18年も476人が公務中として不起訴となった。公務にあたるかどうかは米軍が日本側に通知している。

EU「再考強く求める」 トランプ氏のWHO脱退表明に:朝日新聞デジタル

トランプ米大統領世界保健機関(WHO)からの脱退を表明したことを受け、欧州連合EU)は30日、新型コロナウイルスに対応する国際協力の効果を損なうとして「米国に判断を再考するよう強く求める」との声明を発表した。……EUの声明はフォンデアライエン欧州委員長とボレル外交安全保障上級代表から出され、「人命を救い、パンデミック(世界的な大流行)の影響を抑える」という目的のためにWHOを支持すると表明した。

世界の感染者600万人超 10日で100万人増―新型コロナ:時事ドットコム

ジョンズ・ホプキンス大学システム科学工学センター(CSSE)の日本時間5月31日の集計によると、新型コロナウイルスの世界の感染者は累計で600万人を超えた。21日に500万人を超えてから10日で100万人増加した。中南米やロシアで感染拡大が深刻化している。

回復者3割に後遺症の恐れと指摘 イタリア呼吸器学会、肺にリスク:東京新聞 TOKYO Web

イタリアの呼吸器学会は27日までに、新型コロナウイルス感染症から回復した人のうち3割に呼吸器疾患などの後遺症が生じる可能性があると指摘した。少なくとも6カ月は肺にリスクがある状態が続く懸念があるという。……既に退院した感染者の症例調査と合わせ、同じコロナウイルスによる感染症であるSARSの回復者の後遺症に関するデータも踏まえ、分析した。未解明の部分が多く、さらなる詳細な調査が必要だとしている。