2020年06月19日のニュース・クリップ

米、海底ケーブルの香港接続に反対 グーグルなど計画、中国を警戒 :日本経済新聞

米司法省は18日までに、米国とアジアを海底で結ぶ米グーグルなどの通信ケーブル計画を巡り、香港との接続に反対すると表明した。中国政府が香港への統制を強めるなか、米国の通信データを集める中国のスパイ活動に使われる恐れがあると警戒感を示した。
司法省などで構成する内部委員会が、太平洋を横断する海底ケーブル計画「パシフィック・ライト・ケーブル・ネットワーク」について香港との接続を認めないよう米連邦通信委員会FCC)に勧告した。台湾とフィリピンへの接続は認める。監督官庁FCCが最終判断する。

中国、カナダ人2人を起訴 スパイ罪で :日本経済新聞

中国の検察当局は19日、元外交官のマイケル・コブリグ氏と、企業家のマイケル・スパバ氏をスパイ罪などで起訴したと発表した。2人はカナダ国籍で、それぞれ2018年12月に拘束されていた。……北京市の検察当局がコブリグ氏を、遼寧省丹東市の検察がスパバ氏を起訴した。カナダメディアによると孟氏の逮捕以降、19年1月時点で13人のカナダ人が中国当局に拘束され、このうち少なくとも8人が解放された。

ゴーン被告逃亡ほう助の容疑者は日本法を「誤って解釈」=米検察 - ロイター

米陸軍特殊部隊グリーンベレーの元隊員、マイケル・テイラー容疑者と息子のピーター・テイラー容疑者は前月、マサチューセッツ州で日本の要請を受けた米当局により逮捕された。
両容疑者の弁護団は前週、ボストンの連邦地裁への申し立てで、保釈中の人物の逃亡やそのような逃亡を手助けする行為は日本では罪に当たらないと主張、逮捕令状の取り下げを求めた。日本側の逮捕令状に記載された容疑は入管難民法に関わる違反で、身柄引き渡しの対象にはならないとした。

スウェーデン、抗体保有率6.1%どまり 「集団免疫」の獲得遠く - ロイター

新型コロナウイルス禍への対応として都市封鎖(ロックダウン)を実施していないスウェーデンで、国民の抗体保有率が約6.1%にとどまっていることが最新の検査で分かった。……スウェーデンでは17日、コロナ感染による死者が5000人を突破した。人口当たりのコロナ関連死は他の北欧諸国と比べて高いものの、英国やスぺイン、イタリアなど厳格な都市封鎖を導入した国々よりは低い。

「ボブという名の猫」天国へ 英映画の主役、世界で人気:時事ドットコム

英ヒット映画「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」(2016年)のモデルとなったロンドンの雄猫ボブが15日、死んだ。飼い主で作家のジェームズ・ボウエンさんが交流サイト(SNS)で発表した。……ボウエンさんは12年に著書「ボブという名のストリートキャット」を発表。40以上の言語に翻訳され、16年には映画化された。ボブ自身も出演した。続編の映画が今年公開予定で、ボブが再び出演するという。