2020年08月01日のニュース・クリップ

ユーロ圏4~6月期GDP、年40%減 過去最大の下落:朝日新聞デジタル

欧州連合EU)統計局が7月31日発表した、ユーロ圏19カ国の2020年4~6月期の実質域内総生産(GDP、速報値)は、前期比で12・1%減となった。年率換算では40・3%減で、前期(13・6%減)に記録した過去最大の落ち込みからさらに悪化した。

米、失業給付加算が失効 経済対策で与野党協議不調:東京新聞 TOKYO Web

7月末までの成立を目指していた新型コロナウイルス感染症関連の米経済対策を巡る協議が7月31日、与党共和党と野党民主党との間で不調に終わった。……3月に成立した経済対策には、7月末まで失業給付を週600ドル(約6万3千円)上積みする特例が盛り込まれた。
 8月以降も現行の給付水準での延長を求める民主党に対し、トランプ政権や共和党は週200ドルへの減額を主張した。

ツイッターのハッキング事件、17歳の男を逮捕-米司法省は3人訴追 - Bloomberg

米政財界有力者のツイッターアカウントが相次いで乗っ取られたハッキング事件で、首謀者とされる17歳の男が31日、フロリダ州タンパで逮捕された。同州の検察当局が明らかにした。……当局によれば、逮捕されたグレアム・アイバン・クラーク容疑者は高校を卒業したばかりで、30件の重罪に問われている。……米司法省も31日、このハッキング事件に関して3人の訴追を発表。英国籍のメイソン・シェパード容疑者(19)とフロリダ州オーランドのニマ・ファゼリ容疑者(22)、もう1人については、未成年だとして身元の詳細を明らかにしていなかった。 

ボストン爆破テロで死刑破棄 量刑審理差し戻し―米高裁:時事ドットコム

米東部ボストンの連邦高裁は7月31日、2013年に起きたボストン・マラソン爆弾テロの実行犯でチェチェン系移民のジョハル・ツァルナエフ被告(27)に死刑を言い渡した一審の判断を破棄し、死刑に相当するかどうかをめぐる量刑審理を地裁に差し戻した。……高裁判決は、陪審選定時の地裁判事の陪審候補に対する質問が不十分で、被告は有罪だと予断を抱いていた人物が陪審に含まれる結果になったと指摘。陪審選定手続きの不備を認定した。
 ただ、被告が有罪かどうかは争点になっておらず、高裁は「(被告は)間違いなく生涯刑務所に収監される。唯一の争点は死刑で生涯を終えるかだ」と強調した。

米実業家ハーマン・ケイン氏死去 トランプ集会参加後、コロナ感染:時事ドットコム

2012年の米大統領選で共和党候補指名争いに参加した黒人実業家、ハーマン・ケイン氏が死去した。74歳だった。同氏の公式ホームページで30日、明らかにされた。……レストランチェーン「ゴッドファーザーズピザ」経営者として成功。「黒人保守派」候補として12年大統領選に名乗りを上げたが、過去のセクハラ疑惑や不倫問題が報じられ、支持が広がらず撤退した。……ケイン氏は自身の感染公表前、7月4日の独立記念日の式典に関し、ツイッターに「今年の式典でマスク着用は義務ではない。人々は(着用強要の動きに)うんざりしている」と投稿していた。