2020年09月27日のニュース・クリップ

東地中海の海底資源巡り緊張 トルコ・ギリシャ・キプロス:中日新聞Web

……欧州連合(EU)は十月一、二日に首脳会議を開き、トルコへの制裁も視野に対応を協議する。
 東地中海では二〇一〇年ごろからガス田が相次ぎ発見された。排他的経済水域EEZ)を巡り一部対立はあったが、キプロスやエジプト、イスラエルが掘削や生産を開始。各国は連携して欧州への輸出とパイプライン敷設を狙う。
 一方、出遅れた感があるトルコは一九年、パイプラインの予定ルートを分断する形で地中海対岸のリビアEEZを設定し、独自にガス田の開発を始めた。
 対立が先鋭化したのは今年八月。トルコが軍艦の護衛付きで探査船をキプロス西側海域へ派遣し、資源探査を始めた。これまでEEZを主張してきたギリシャは即時退去を要求。欧州の盟主を自任するフランスと共に軍艦を派遣し、一時、武力衝突の危険性も高まった。

仏、男性の「産休」4週間に倍増、1週間は義務化へ マクロン大統領が発表 - 毎日新聞

フランスのマクロン大統領は23日、妻の出産の際に取得できる男性の「産休」とも言える「父親休暇」について、現行の2週間から4週間に倍増させ、うち1週間は休暇を義務とすると発表した。来年7月1日に施行する。
 2002年に導入された父親休暇制度の延長は17年の大統領選でマクロン氏の公約だった。……レゼコー紙によると、フィンランドは54日間、スペインやポルトガルは既に4週間取得できるという。

黒人弁護士に裁判所が謝罪、英国 1日3度も被告と間違える:東京新聞 TOKYO Web

英国で黒人の女性弁護士(25)が業務で裁判所を訪れた際、警備員や事務職員らに1日で3度も刑事被告人と間違えられたと抗議、裁判所を管轄する司法当局は「全く容認できない」と謝罪した。……抗議したのはロンドンを拠点に刑事事件を担うアレクサンドラ・ウィルソンさん。「絶えず身分を証明させられる状況は容認できない」と憤慨する。

新型コロナ 全世界対象の入国制限 来月にも緩和を検討へ 政府 | NHKニュース

政府は、現在、159の国と地域からの入国を原則として拒否していますが、感染状況が落ち着いている国と地域との間で、制限の緩和に向けた協議を行っており、このうち、ベトナムや台湾などとの間で、ビジネス関係者を対象に往来を再開させています。
こうした中、政府は全世界を対象にしてきた入国制限措置を来月にも緩和し、ビジネス関係者に加え医療関係者や教育関係者など、中長期の在留資格を持つ外国人には、日本への新規の入国を認める方向で検討を進めることになりました。
政府は日本に入国する外国人に対し、PCR検査などのウイルス検査の実施や、ホテルなどでの14日間の待機を求める方向で調整を進めています。

東京五輪・パラ簡素化へ 52項目見直しでIOCと組織委が合意 | NHKニュース

東京オリンピックパラリンピックの簡素化について、IOC国際オリンピック委員会と大会組織委員会は、52の項目で見直しに合意し、大会関係者の数を少なくとも10%から15%ほど減らすなどして、延期に伴う経費削減を具体的に進めていくことになりました。