2020年10月03日のニュース・クリップ

トランプ氏「数日間」入院へ コロナ治療も執務続行:AFPBB News

米政府は2日、新型コロナウイルスに感染したドナルド・トランプDonald Trump)大統領が治療のため首都ワシントン近郊の軍病院に数日間入院すると発表した。執務は病院で続けるとしている。
 ケイリー・マケナニー(Kayleigh McEnany)大統領報道官によると、トランプ氏は専属医と医療専門家の勧告に従い、「今後数日間」にわたりウォルター・リード米軍医療センター(Walter Reed National Military Medical Center)の大統領執務室から職務に当たる。

WHO コロナ1億2000万回分の簡易検査キット 途上国などに配布へ | NHKニュース

WHO=世界保健機関は、新型コロナウイルスの検査体制を強化するため、今後、途上国などに1億2000万回分の簡易検査キットを配布すると発表しました。……配布される簡易検査キットは、2種類でアメリカと韓国の企業がそれぞれ開発しました。
検査の費用は1回あたり5ドル以下で、15分から30分で信頼できる結果が得られるほか、PCR検査とは異なり、検査を行うための訓練を受けた医療従事者がいない場所でも簡単に行えるということです。

ロシア村長選で役場の清掃係が当選 無投票回避するため現職に出馬頼まれ - BBCニュース

ロシア田園地帯にあるポヴァリヒノ村で過去4年間、役場の床掃除を続けてきた女性が、使い慣れたモップを片付け、役場トップに当選した。
女性はマリナ・ウドゴズカヤ氏(35)。9月にあった村長選挙で、現職を再選させる目的で候補者リストに名前を載せたところ、なんと当選してしまった。
村には元警官で、与党・統一ロシア所属のニコライ・ロクテフ村長(58)という現職がいる。しかし、選挙が迫っても対立候補が出なかった。
そのままでは選挙にならないため、ロクテフ氏はウドゴズカヤ氏を説得。自分の「ライバル」候補者として届け出をさせた。
そうして投票日を迎えたが、ふたを開けるとウドゴズカヤ氏が62%近くの票を獲得。わずか34%の現職に圧勝したのだった。

男性の産休・育休、スイス国民投票で承認…保守的な国で定着するか注目 : 読売新聞オンライン

スイスで、父親に2週間有給の「出産休暇・育児休業」を法的に認めるかを判断する国民投票が27日に行われ、賛成多数で新制度が承認された。……スイスではこれまで、父親に有給の産休・育休を認める法律がなかった。昨年9月、父親を対象に2週間の休暇を設け、企業や労働者が加入する国の雇用保険から収入の80%を支給する法案が、国会で可決された。年間費用は2億3000万スイス・フラン(約260億円)に上る。

ドイツ統一30年 いまだ消えぬ東西格差、心の壁:東京新聞 TOKYO Web

だが、統一は対等な国家統合ではなく、社会主義体制が行き詰まった東独を西独に編入する「吸収合併」だった。東独の民営化された国営企業の多くは倒産や売却を余儀なくされ、大量の失業者を生み出した。政府は「連帯税」を財源にインフラ投資などを進めてきたが、旧東独の経済状況は追い付いていない。
 現在も主要企業の多くは旧西独地域に本社を置き、1人当たりの域内総生産は1万ユーロ(約123万円)以上の差がある。旧東独では賃金が旧西独の約85%にとどまり、失業率も高い。受け取る年金にも格差がある。組織の重要ポストに東独出身者が占める割合も少ない。メルケル首相は西独生まれ東独育ちだが、独メディアによると、連邦省庁の133ある局長職に東独出身者は4人しかいない。
 調査機関フォルザの世論調査によると、統一がおおむね成功したと考えるのはドイツ全体で47%、旧東独地域に限れば25%しかない。