2020年10月08日のニュース・クリップ

新型コロナ「『空気感染』の可能性」 米CDCが指針改定 :日本経済新聞

疾病対策センター(CDC)は5日、新型コロナウイルスの感染経路に関する指針を改定し、「『空気感染』で広がることが時々あり得る」と指摘した。……指針は、結核やはしか、水ぼうそうのように空気中に漂うウイルスを介した感染を「空気感染」と定義した。そのうえで新型コロナが空気感染する可能性を初めて取り上げた。……一方、空気感染より濃厚接触を通じた「飛沫感染」のほうが「はるかに一般的だ」と強調した。

米、IS戦闘員2人を訴追 日本人2人殺害にも関与か :日本経済新聞

米司法省は7日、日本人や米国人、英国人をシリアで人質にとり殺害した事件に関わった疑いで過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員2人を訴追したと発表した。起訴状によると、2015年1月の後藤健二さんと湯川遥菜さんの殺害に関与しているという。
殺人の共謀罪などで訴追したのはいずれも英国生まれのアレクサンダ・コテイ(36)、シャフィ・シェイク(32)の両被告。2人は2018年、米軍と協調関係にあるイラククルド人部隊に拘束された。米国人4人の殺害への関与が固まったとして、7日中にイラクから米南部バージニア州に移送される。

日米豪印会談 海洋秩序の安定へ重い役割 : 読売新聞オンライン

日米豪印の外相が東京で会談し、「自由で開かれたインド太平洋」構想を推進する方針で一致した。昨年に続く2度目の開催で、定例化することも決めた。基本的価値観を共有する4か国は国際秩序の維持に重要な責任を持つ。……この構想は、アジア太平洋からインド洋、アフリカに至る地域で、法の支配や航行の自由など、ルールに基づく国際秩序を構築し、平和と繁栄を目指すものだ。

<揺れる原発大国 フランスはいま>「主要産業」失った街:中日新聞Web

原発を運営するフランス電力(EDF)は六月二十九日、老朽化を理由にフェッセンハイム原発の運転を停止。強気な市長の姿勢とは裏腹に、一カ月間で原発関連産業の職員ら百五十人以上が街を去った。……フェッセンハイムはライン川を挟んでドイツに接する。六〇年代まで、人口千人以下の貧しい農村だった。しかし七〇年代に始まった原発建設で人口は倍増、生み出した雇用は約二千百人分に上った。

仏でタトゥー最多の男性は小学校教師 「他者への寛容」教える:AFPBB News

フランスのシルバン・エレーヌ(Sylvain Helaine)さん(35)の夜の顔は、舌や目にまで墨を入れた「フランスでタトゥーの最も多い男」。しかしその昼の顔は、小学校の先生だ。……エレーヌさんの体のうちで、タトゥーが入っていない場所はない。目のタトゥーは自国では違法であるため、スイスまで行った。このボディーアートを始めた8年前から、かかった費用は計5万7000ユーロ(約700万円)に上るという。
 エレーヌさんは自らの容姿について、他者を受け入れて尊重することを学ぶ良い機会になると信じている。