2020年10月11日のニュース・クリップ

グーグルとオラクルとの「Android」関連訴訟、米最高裁での審理始まる - CNET Japan

GoogleOracleとの間で争われている「Android」関連の裁判の審理が米国時間10月7日、米連邦最高裁判所で始まった。……争点となっているのは、異なるコードの間の通信を制御する、API(アプリケーションプログラミングインターフェース)が、著作権保護の対象か否かという問題だ。
 Androidは、Sun Microsystemsによって開発されたJavaAPIを一部使用して構築されている。Oracleは2010年にSunを買収し、その後、ソフトウェアを違法に使用しているとしてGoogleを提訴した。Oracleは、90億ドル(約9500億円)近い損害を負ったと主張していた。

グーグルに報道機関との交渉義務あり 仏控訴院、当局命令を支持:AFPBB News

フランスの競争規制当局が、米検索大手グーグル(Google)に対し、検索結果に表示されたニュースの使用料の支払いをめぐって報道機関と「誠実な」交渉に臨むよう命じていた問題で、パリの控訴院は8日、当局のこの命令を支持する判断を示した。……ただ同社は今回の控訴院の判断に先立ち、問題をめぐって仏メディアグループと和解成立間近だと発表していた。

WTO新事務局長 候補者は「韓国」と「ナイジェリア」の2人に | NHKニュース

スイスのジュネーブに本部を置くWTOは、前の事務局長が任期途中で退任したことを受けて加盟国の協議によって新しいトップの選考を進めています。
8日に開かれた会合では残っていた5人の候補者から、韓国の産業通商資源省のユ・ミョンヒ(兪明希)通商交渉本部長とナイジェリアのンゴジ・オコンジョイウェアラ元財務相の2人の女性に絞り込むことが報告されました。
次のトップが初めて女性になることが固まり、WTOは「歴史的な前例になる」としています。

科学誌「ネイチャー」 日本学術会議の任命見送り 社説に掲載 | NHKニュース

国際的な科学誌として知られる「ネイチャー」は、政治と科学の関係性についての社説を掲載し、日本学術会議の会員候補6人が任命されなかったことにも触れながら、学問の自律性を尊重することの重要性を訴えました。

芸術家のエロティック絵画、ベッドの下から大量に発見 2.7億円相当の価値 - BBCニュース

20世紀のイギリス人画家ダンカン・グラントが描いた性的な絵画コレクションは、70年以上にわたって行方が分からなくなっていた。
当時は犯罪だった同性愛など、当時禁じられていたテーマを扱ったこの絵画は、200万ポンド(約2億7000万円)の価値があるとされていたものの、1960年代に処分されたと考えられていた。
しかし、400枚以上にわたるこのコレクションは友人から友人へと受け継がれており、このたびチャールストン財団の手に渡った。