2020年10月24日のニュース・クリップ

中国とバチカン、暫定合意延長 司教任命権で2年間:時事ドットコム

中国外務省は22日、キリスト教カトリック総本山のバチカンローマ教皇庁)との間で、中国国内の司教任命権問題をめぐる暫定合意を2年間延長したと発表した。内容はこれまで非公表だが、中国側が司教の候補を選び、教皇が最終的に任命するとみられている。暫定合意は2018年に結ばれ、2年間の期限を迎えていた。
 両国は1951年に断交し、中国政府が監督する「中国天主教愛国会」とローマ教皇のどちらが中国の司教を任命するかで対立。1000万人以上の中国のカトリック信者は、政府の公認教会と非公認の「地下教会」に分裂している。

女性10万人がフェイクヌード被害、人工知能で数分で「裸」に=オランダ企業報告書 - BBCニュース

女性10万人以上のフェイク・ヌード画像がソーシャルメディア上の画像から作られ、オンライン上で共有されていることが、オランダのインテリジェンス企業の最新報告書で明らかになった。
インテリジェンス企業「センシティ」の報告書によると、人工知能(AI)技術で服を消した女性の画像が、メッセージアプリ「テレグラム」上で拡散されている。

ポッキー、英国で3割安に 貿易協定、日本により恩恵:時事ドットコム

日本と英国の経済連携協定(EPA)の署名を受け、英政府は23日、日本から輸入されるチョコレート菓子「ポッキー」の関税が最大で31%安くなると発表した。……このほか、うどんが最大で13%、クロマグロが22%、神戸牛が60%、しょうゆも6%、それぞれ輸入関税が引き下げられる。……経済効果をめぐっては、日本から英国への輸出額は約15年後に2019年比で79.9%、金額130億ポンド(約1兆8000億円)増加する。一方、英国から日本への輸出も17.2%、金額では26億ポンド伸びると推計した。

官民挙げた国産ジェット機「離陸」できず 三菱ジェットはなぜ凍結されたのか - 毎日新聞

三菱重工業は、国産初のジェット旅客機スペースジェット(旧MRJ)の事業を凍結する。……三菱重工が国産ジェット機の事業化を決定したのは、2008年にさかのぼる。戦後初のプロペラ旅客機「YS11」が1973年に生産を停止して以来、約半世紀ぶりの国産旅客機として、日本の航空機産業を育成する目的から大きな期待が寄せられた。
 当初は13年に全日本空輸ANA)への初号機納入を予定していた。しかし、運航に必要な「型式証明(TC)」の取得に取りかかった段階で、欧米の安全基準を満たすため設計変更などを余儀なくされ、これまでに納期を6度も延期した。

重量挙げで尿検体のすり替え疑惑 6カ国18選手が関与とWADA

世界反ドーピング機関(WADA)は22日、重量挙げの不正を巡る暫定的な調査結果を公表し、6カ国の計18選手が尿検体のすり替えに関与した疑いがあると明らかにした。国名や選手名は示さなかった。DNA検査で10選手の違反を認定し、8選手も違反の可能性が極めて高いと結論付けた。