2020年11月23日のニュース・クリップ

ネタニヤフ首相がサウジを極秘訪問か イスラエル報道 :日本経済新聞

イスラエルのメディアは23日、ネタニヤフ首相が22日にサウジアラビアを極秘に訪れ、ムハンマド皇太子と会談したと一斉に報じた。国交はなく、事実なら訪問が公になるのは初めて。イスラエルアラブ諸国の国交正常化が進むなか、アラブの「盟主」サウジが追随するかが焦点になっている。
会談にはサウジを訪れていたポンペオ米国務長官も加わったという。イスラエルは今夏以降、アラブ首長国連邦UAE)、バーレーンスーダンと相次いで国交正常化で合意した。仲介したトランプ米政権は他のアラブ諸国に同調を促している。

ゴーン被告勾留は法手続きの「乱用」-国連人権理事会の作業部会 - Bloomberg

日産自動車の元会長カルロス・ゴーン被告が日本で130日近く勾留されたことについて、国連人権理事会の恣意的拘禁作業部会は、必要とも妥当とも言えず、同被告の人権を侵害したと東京地検を厳しく批判した。
  同部会のウェブサイトに掲載された報告書は、ゴーン被告の勾留期間を引き延ばすため4回にわたって逮捕した決定は「根本的に不公平だ」と断じた。

新型コロナ:英アストラゼネカのコロナワクチン、70%の効果確認 :日本経済新聞

英製薬大手のアストラゼネカは23日、英オックスフォード大学と開発する新型コロナウイルスのワクチンについて、臨床試験(治験)の最終段階で平均70%の効果が確認されたと発表した。入院や重症化も確認されなかった。同社は英国など各地の当局に申請し、早期の実用化を目指す。……23日に発表したのは、英国とブラジルでの治験結果だ。半分の量を投与してから1カ月後に1回分を追加したグループ(約2700人)は90%の効果を確認したという。2回分を投与したグループ(約8900人)は62%で、平均では70%の効果があるとしている。

中豪関係、過去最悪に:中日新聞Web

中国とオーストラリアの関係が過去最悪といわれるほど悪化している。安全保障や内政への影響を警戒して日米などと対中包囲網を作る豪州に対し、中国政府は豪州産品の輸入を差し止めて対抗。……少なくとも二十一隻の輸送船が計約二百万トンの石炭を乗せたまま、渤海湾に面する河北省の京唐港沖に四週間以上停泊しており、うち十五隻は六月からという。中国税関当局は接岸の許可を出しておらず、新型コロナ対策を名目に乗員の上陸も認めていない。食料や水などは中国当局から提供されているという。

イージス艦2隻で5000億円超 政府の代替案、地上配備型の2倍:東京新聞 TOKYO Web

政府が進めている地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の代替案の検討で、有力となっているイージス艦を新造する場合、費用は2隻で計約5000億円超との試算が出ていることが、関係者への取材で分かった。……今年3月に就役した最新鋭イージス艦「まや」の建造費は約1720億円でこれと比べても約1.5倍。地上配備計画の撤回で宙に浮いた形になっている米ロッキード社製のレーダー「SPY―7」を搭載するためには船体の大型化が必要なことなどから割高になるとみられる。