2020年11月28日のニュース・クリップ

イラン核科学者暗殺か 外相「イスラエルが関与」: 日本経済新聞

イラン国防省などによると27日、同国の核開発で中心的な役割を担ってきた科学者のモフセン・ファクリザデ氏が首都テヘラン近郊で何者かに暗殺された。ザリフ外相は「イスラエルの関与を示す重大な形跡」があると指摘した。革命防衛隊は報復を宣言しており、イランを巡る緊張が高まりそうだ。

モルドバ大統領選で「鉄の女」が勝利 ロシアの頭痛の種がまたひとつ:朝日新聞GLOBE+

モルドバという国は、かつてのソ連構成国の一つで、1991年暮れのソ連邦解体とともに独立を果たしました。地図に見るとおり、ウクライナルーマニアに挟まれた小国です。……そして、モルドバでは11月に大統領選挙が実施され、その結果、国のトップが代わることになりました。親ロシア派として知られたドドン現大統領に対し、親欧米派のサンドゥ前首相が地滑り的勝利を収めたものです。新旧大統領は、12月23日に交代する予定となっています。

英、債務残高105% GDP比 コロナで財政出動 - 毎日新聞

英予算責任局は25日、新型コロナウイルス対策のための財政出動が重しとなり、政府債務残高の対国内総生産(GDP)比が1960年以来60年ぶりに105%になる見通しだと発表した。……同局によると、感染拡大によるロックダウン(都市封鎖)に見舞われた英国の2020年のGDPは前年比マイナス11・3%となる見通しで「1709年以来、約300年ぶりのマイナス幅となる」とした。
 英政府は今年度、雇用対策や減税などコロナ対策に2800億ポンド(約38兆円)を投じ、財政赤字は3940億ポンドとなる見込みだ。財政赤字はGDPの19%に相当し、第二次世界大戦中の44年以来の高水準となる。財政赤字が19年度(約560億ポンド)の7倍に膨らむ結果、債務残高がGDPを上回る見通しとなった。

世界のユニコーン企業、2年で500社に倍増 米中7割: 日本経済新聞

ユニコーン企業」と呼ぶ大型スタートアップ企業が世界で500社まで増えたことが明らかになった。……ユニコーンは資金調達などの際に参考とする企業価値の評価金額が10億ドル(約1040億円)を上回るスタートアップを指す。米調査会社のCBインサイツによると今月19日にイスラエルと米国に拠点を置くサイバーセキュリティー対策会社のフォーターの評価が13億ドルに達し、500社となった。
CBインサイツの集計によるとユニコーンが250社に増えるのに4年以上かかったが、約2年で倍増した。……500社を国・地域別にみると、米国が242社で最も多かった。119社の中国が続いた。米中で7割を占めた。日本はAI開発のプリファード・ネットワークス(東京・千代田)などの4社が入り、順位は11位だった。

トヨタ世界販売が10月過去最高:中日新聞Web

トヨタ自動車が27日発表した10月の販売、生産実績によると、世界販売は前年同月比8・3%増の84万7千台、世界生産は9%増の84万5千台だった。いずれも2カ月連続で前年実績を上回り、単月では過去最高に。……主要な販売地域のアジア、北米、欧州でいずれも前年を5~10%上回った。アジアのうち、中国は33・3%増の17万5千台で、高級車ブランド「レクサス」などが好調。