2020年11月29日のニュース・クリップ

警官の「顔撮影禁止」に抗議 13万人デモ、一部暴徒化―仏:時事ドットコム

フランスで28日、警官個人の特定につながる顔の画像・動画の撮影や拡散の禁止を含む法案に反対するデモが行われ、内務省によれば全土で約13万3000人が参加した。パリでは暴徒化した一部デモ隊と治安部隊が衝突。ダルマナン内相によると、警官と憲兵隊の計37人が負傷した。

「新憲法後は続投せず」ベラルーシ大統領 デモ懐柔狙いか - 産経ニュース

大統領選をめぐる抗議デモが続くベラルーシのルカシェンコ大統領は27日、政権側が検討している新憲法の施行後、「大統領を続投しない」と表明した。……ルカシェンコ氏はこの日、「新憲法は私のために準備しているのではない。新憲法下では私は大統領を続投しない」と述べた。

WWFの人権侵害疑惑、独立調査報告書を発表 - BBCニュース

世界自然保護基金WWF)は24日、活動に人権侵害が含まれていたという報道を受けた調査報告書を発表し、「改善に向け努力する」と述べた。
米バズフィード・ニュースは昨年、WWFで行われた人権侵害について報道。WWFが資金を提供し協力していた密猟警備員が、アジアやアフリカの国立公園で拷問や殺人を行ったという疑惑を指摘していた。
WWFは160ページにわたる報告書の中で「被害を受けた人に対して深く果てしない悲しみを感じている」と述べるとともに、「透明性を高めるべきだった」、「人権を守るよう、各国政府にもっと働きかけるべきだった」と分析した。

英名門大ボートレースの開催地変更、テムズ川の橋崩落の恐れ | ロイター

英オックスフォード大学対ケンブリッジ大学の間で行われる毎年恒例のボートレースが、来年は第二次大戦以降で初めて、ロンドン市外で行われることになった。……この競技は1829年に始まった世界で最も伝統的なスポーツイベントの1つ。英名門2大学のボートクラブがテムズ川で速さを競い合う。今年は3月29日開催の予定だったが、新型コロナ感染拡大で男子部門、女子部門ともに中止となった。
競技には数十万人が見物に訪れ、数多くの見物人がボートが真下を通過するハマースミス橋の上に立つ。
ハマースミス橋は1887年に建造された吊橋で、鋳鉄製の土台部分に微細な亀裂が発見されたことから2019年4月以降自動車通行が禁止となった。さらに今年8月には、亀裂が突然拡大したことから、徒歩と自転車による通行と、橋の下の航行が禁止された。

左派期待の2人、入閣観測しぼむ バイデン氏敬遠か―次期米政権:時事ドットコム

バイデン次期米大統領(78)の人事で、民主党の大統領候補指名を争った左派のサンダース上院議員(79)とウォーレン上院議員(71)の入閣が遠のいたという観測が強まっている。共和党とも一定の協力関係を築かねばならず、左派色の強い人事はリスクが高いとみられている。