2020年12月05日のニュース・クリップ

モルドバ「ロシア離れ」鮮明 次期大統領、露軍の撤退要求 - 産経ニュース

東欧の旧ソ連構成国モルドバで、次期大統領に就任予定のサンドゥ前首相が、現職のドドン大統領が進めてきた親ロシア路線を見直す動きを強めている。……サンドゥ氏は11月30日、「沿ドニエストルには(弾薬管理などを担当する)ロシア軍部隊が駐留しているが、モルドバ側とのいかなる合意もない」と述べ、ロシア軍は部隊を撤収すべきだとの認識を表明。ロシア軍などが担ってきた平和維持活動を、欧州安保協力機構(OSCE)主導に転換すべきだとも述べた。……ドニエストル川東岸の「沿ドニエストル」ではソ連末期の1990年、ロシア系住民がモルドバからの分離独立を宣言し、モルドバ中央との紛争に発展した。92年に停戦が成立したが、ロシア系住民の実効支配が続き、分離独立派を支援したロシアの駐留軍も維持されている。

ウイグル人強制労働防止法案に「反対」 ナイキなどロビー活動 - 産経ニュース

米紙ニューヨーク・タイムズは先月29日、9月に下院を通過した「ウイグル強制労働防止法案」について、ナイキやコカ・コーラ、アップルが議員に働きかけ、法律発効時の効果が弱まるように条文を修正しようとしていると伝えた。
 法案は新疆ウイグル自治区で、少数民族ウイグル族を強制的に働かせているとみられる中国企業の工場からの製品輸入を、米企業に禁じる内容。下院ではほぼ全会一致で可決し、今後、上院通過と大統領の署名を経て法案は成立する。

日本メディアにも記事対価 米グーグル、本格交渉へ - 産経ニュース

米グーグルは4日、報道機関に記事の対価を支払う取り組みを日本のメディアにも拡大する方針を明らかにした。…… グーグルは今年6月、報道機関に対する支援策として、質の高いコンテンツに対価を支払う方針を発表。10月に新たなサービス「グーグルニュースショーケース」を始めた。3年間で計10億ドル(約1040億円)を支払うとしている。
 これまでにドイツやブラジル、アルゼンチン、カナダ、フランス、英国、オーストラリアで400近い媒体と契約。媒体数はこの2カ月で倍増した。

ワーナー、2021年の新作映画を劇場とネット配信HBO Maxで同時公開へ - Engadget 日本版

ワーナー・ブラザースが2021年に米国内で公開予定の新作映画すべてを、ネット動画配信サービスHBO Maxとの同時公開にすると発表しました。……ワーナーは、12月25日米国公開の『ワンダーウーマン 1984』でも劇場とネット配信の同時公開を予定しており、その戦略を2021年すべての作品に拡大適用します。そして新型コロナウイルスの勢いが収まる方向にならなければ、2022年以降も同様の措置を講じる可能性はゼロではないとのこと。

息子を30年近く監禁か、70歳の母親を逮捕 スウェーデン - BBCニュース

スウェーデンの首都ストックホルムの郊外で、40歳前後の男性をアパートの自宅に30年近く監禁してきた疑いで、70歳の母親が逮捕された。
地元メディアなどによると、男性は先月29日、ハーニンゲ市のアパートで親類によって発見された。母親が病気になって病院に運ばれたことで、見つかったとされる。
男性は負傷しており、不衛生な環境で生活していた。病院に搬送され、手術を受けている。