2020年12月08日のニュース・クリップ

イギリスで新型コロナウイルスのワクチン接種開始 米ファイザー製 - BBCニュース

イギリスで8日、米ファイザーと独ビオンテックが開発した新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。最初に接種したのはマーガレット・キーナンさん(90)。接種2人目は、ウィリアム・シェイクスピアさん(81)だったという。……まず、80歳以上の高齢者と、医療・介護従事者がワクチンを受けることになっている。接種プログラムを通じ、感染リスクの高い人たちを守るとともに、元通りの生活に戻ることを目指す。
ただし、ワクチン接種は義務化されていない。

英議会も日英EPA承認、1月発効へ: 日本経済新聞

英国の国際貿易省は7日、英議会で日英経済連携協定EPA)が承認されたと発表した。日本の国会では4日に承認済みで、2021年1月1日の発効が正式に固まった。……英国のEU離脱に伴う移行期間が終わるのに伴い、英国との貿易で日欧EPAが適用されなくなるため日英EPAで補う。

「ケージ飼い」海外が批判 ニワトリ自由なし/「動物福祉」に逆行:中日新聞Web

元農相が大手鶏卵生産業者から現金を受け取った疑惑、相次ぐ鳥インフルエンザなど、養鶏業の周辺が話題になることが増えている。その養鶏に海外から批判が出ている。キーワードは「ケージ飼い」。

「北方領土生まれは日本出身」 米の永住権申請規定にロシア反発

ロシア外務省は6日、ロシアが実効支配する北方領土出身のロシア人が米国で米国永住権(グリーンカード)を申請する際に、出身国を日本と記すよう米国務省が規定していることに「1945年の決定でクリール諸島(北方領土と千島列島)はソ連に帰属する。第2次大戦の結果に疑義を呈するものだ」と反発する声明をツイッターで発表した。

聖火輸送と同時に進んでいた日本のシナリオ - 東京オリンピック2020 : 日刊スポーツ

アテネから西へ約300キロ、車で4時間余りの山村に古代オリンピア遺跡は広がっていた。3月12日、雲ひとつない空を突き抜けた太陽光が、五輪発祥の地を神々しく照らし、聖火の炎が生まれた。……日本側は是が非でも中止は避けたい。そのためにも聖火を日本へ持ち帰りたかったが暗雲が垂れこめた。翌13日、ギリシャ国内での聖火リレーが観客殺到のため中止。17日には組織委の森喜朗会長らがアテネで行われる聖火引き継ぎ式への渡航を断念した。……22日、日曜日。誰もいないビルに黒塗りの車が着く。午後9時過ぎから森会長やバッハ氏が極秘電話会談し「延期の議論は避けられない」で一致。24日夜、延期を発表。……ただトップは延期のカードを持ち続けていた。安倍晋三前首相は10月、日刊スポーツのインタビューでこう明かした。延期の同意を取り付けた3月13日のトランプ米大統領との電話会談よりだいぶ前から、延期の腹案はあったと。