自民総裁選、候補者乱立の狙いは

自民総裁選は、下記の記事のほかに出馬を表明した棚橋泰文・元科学技術担当相を含め、7人の候補が乱立する模様です。これはおそらく、自民党の総裁の座を狙うだけでなく、解散総選挙の後、自民党が下野した場合に、自民党から離党することも視野に入れて、そのための旗揚げという側面もあると思いますね。

自民総裁選、麻生・小池・与謝野・石原伸4氏出馬確実に
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080905-OYT1T00092.htm

 福田首相の後継を選ぶ自民党総裁選(10日告示、22日投開票)は4日、既に立候補を表明している麻生太郎幹事長(67)(麻生派)に加え、小池百合子・元防衛相(56)(町村派)、与謝野馨経済財政相(70)(無派閥)が立候補に必要な国会議員20人の推薦人を確保した。

 石原伸晃・元政調会長(51)(山崎派)も推薦人集めのめどがつき、4氏の出馬が確実になった。経済政策が論戦の焦点となる見通しだ。

自民党総裁選:石破、山本氏も意欲 乱立模様に
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080905dde001010005000c.html

 自民党総裁選(10日告示、22日投開票)で、既に立候補を決めた麻生太郎幹事長(67)ら4氏のほか、石破茂前防衛相(51)、山本一太副外相(50)ら複数の議員が出馬を探り始めた。4氏を軸に展開するとみられた総裁選は、候補者乱立の様相を示してきた。小池百合子元防衛相(56)が5日午前、羽田空港で記者団に「昨日は青空が見えていたが、(推薦人の)切り崩しにもあい、お天気は日々変わりつつある」と語るなど、陣営間の駆け引きが激化している。