訴える――2008年10月27日

麻生首相、アキバで凱旋演説 オタクから“太郎コール”
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081026/plc0810262014004-n1.htm
「漫画やアニメなどの“オタク文化”に造詣が深い首相にとって、秋葉原は「第2の地元」。……ただ、注目される衆院解散・総選挙については一切、言及しなかった。」

マスコミが必死に解散を煽っていますが、どうなんでしょうねぇ……。アメリカの選挙が終わって、政策の方針が決まるまでは、様子見なんじゃないかと思います。ただ、こういう首相の演説が、かなり本気に感じられるのは、自民党に相当の危機感があるからですが、普通選挙が開始された当時の政治家も、こんな感じで熱の入った演説をしていたのではないかと思います。

●菅・鳩山夫人、巣鴨に繰り出す=衆院選へ民主売り込み
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008102600123
民主党菅直人代表代行夫人の伸子さん、鳩山由紀夫幹事長夫人の幸さんらが26日、「おばあちゃんの原宿」で知られる東京・巣鴨に繰り出し、衆院選に向けて同党への支持を訴えた。」

●首相は度胸ない=菅氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008102600049
「経済の問題で解散がずれ込んでいるのではない。選挙が怖い、度胸がない(からだ)。3年前の小泉純一郎首相(当時)は勝てると決まってなかったのに解散した。首相はやらない理由をいろいろ並べているだけだ」

●資本注入、新銀行東京も対象と石原氏=菅氏は問題視
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2008102600054
自民党石原伸晃幹事長代理は26日午前、NHKの番組に出演し、金融機関への予防的な資本注入を可能にする金融機能強化法改正案について「法律の中には銀行に区別はない」と述べ……」

●世界の株式時価総額が半減 負の連鎖、3000兆円消失
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081026AT1C2500F25102008.html
「世界全体の株式時価総額が急減している。前週末は31兆ドル(約3000兆円)となり、昨年10月末のピークに比べて半減した。1年間で約3000兆円が目減りした。」

時価総額というのは、株価X株式数から算出される指標ですから、実際には存在しない富なわけで、それが増えた減ったと大騒ぎし過ぎるのはどうかと思いますよ。

●来週の日経平均、不安定な動きに 決算発表が本格化
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20081026AT2D2500625102008.html

ブルーノ・ムナーリ『デザインとヴィジュアル・コミュニケーション』(みすず書房)

1967年、ムナーリは、ハーヴァード大学・カーペンター視覚芸術センターに招かれて、芸術専攻ではない学生たちのために「ヴィジュアル・スタディーズ」の授業を行った。本書はその講義録だ。
第1部「ハーヴァードからの手紙」では、アメリカでのプロフェッサー生活のなかで考えた美術教育をめぐるあれこれを、一流の観察眼とウィットのきいた批評精神でレポートする。
第2部「ヴィジュアル・コミュニケーション」では、実際の講義をもとにした多数の具体例を示しながら、徹底的に形成の原理を分析・解明してみせる。 「芸術は技術ではない。技術は芸術ではない」

ブルーノ・ナムーリ
1907年ミラノに生まれる。プロダクト・デザイナー、グラフィック・デザイナー、絵本作家、造形作家、映像作家、彫刻家、詩人、美術教育家。後期未来派に参加し、絵画や彫刻を制作。1933年に代表作「役に立たない機械」を発表。1942年に絵本『ナンセンスの機械』(原題『ムナーリの機械』)を刊行、この頃より子どもの創造力を育てるための絵本づくりを手がけ始める。1948年創立メンバーの一人として具体芸術運動に参加。同年、児童のための新しい様式の絵本7種を発表。1954、55、79年に優れたデザイナーに与えられるコンパッソ・ドーロ賞を受賞。1956年よりプロダクト・ブランド、ダネーゼとのコラボレーション開始。1967年ハーヴァード大学でヴィジュアル・デザインの講座を担当。1974年国際アンデルセン賞受賞。1998年91歳で死去