世界自動車不況まとめ

●首相、米の自動車産業支援に理解 米紙インタビューで
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081115AT3S1501Y15112008.html
オバマ米次期大統領が打ち出している自動車メーカーへの支援拡大について「米国にとって自動車産業が持つ意味は雇用問題が大きな要素を占める。何らかの形で米政府は助けざるを得ない」と理解を示した。」

ブッシュ政権 ビッグ3支援増額せず 2.5兆円融資、議会に要請
http://www.tokyo-np.co.jp/article/economics/news/CK2008111502000248.html
「ブッシュ米大統領は十四日、極度の経営不振に陥っている米ビッグスリー(米自動車大手三社)に対し、二百五十億ドル(約二兆五千億円)の「低燃費車開発用」政府融資枠の無条件化、即時実施の可決を米議会に要請した。米メディアが報じた。
 民主党はこの融資枠に加え、金融機関向けの「緊急経済安定化法」で定めた七千億ドルの予算枠活用を政府に迫っているが、ブッシュ政権は事実上、二百五十億ドル以上の支援には拒否の最終回答を突きつけた形だ。」

●自動車救済で米政界混迷 7000億ドル活用、めど立たず
http://www.business-i.jp/news/bb-page/news/200811150040a.nwc
「7000億ドル(約67兆9700億円)の問題債権購入計画(TARP)を活用した米自動車業界救済策の行方について、意見が対立している。シューマー議員は共和党側の支持を得て救済案は成立するとみているが、ドッド議員は同案の否決を予想している。 」

●米GM破たんなら政府のコストは最大2000億ドル−調査会社が予測
http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=90003009&sid=aaJOm6Yu.eyw&refer=jp_home
「手元資金不足で政府の支援を求めている米自動車メーカー大手ゼネラル・モーターズ(GM)が破たんした場合、政府のコストは最大2000億ドル(約19兆4300億円)に達するとの予測を米民間調査会社が示した。」

●「再建王」ロス氏:GMの破産法適用申請は「大混乱」招きかねない
http://www.bloomberg.co.jp/news/column.html
「鉄鋼や繊維業界の破たん企業の再建で富を築いた米投資家ウィルバー・ロス氏(70)は13日、ゼネラル・モーターズ(GM)など米自動車メーカーの破産法適用申請は良い結果につながらず、米経済に壊滅的な影響をもたらす恐れがあるとの見方を示した。ロス氏はインタビューで、連邦破産法11条に基づく会社更生手続きの適用を申請した場合、「どの自動車メーカーも非常に難しい事態に直面」しかねないと指摘。「大混乱になるだろう」と予想した。 」

●欧州信用保険3社、GMとフォードの破産リスク保証取りやめ=報道
http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-34924920081114
「欧州クレジット保険大手3社が、米自動車大手米ゼネラル・モーターズフォード・モーターの破産リスクに対する保証について、納入業者への提供を取りやめた。英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙が14日伝えた。同紙によると、ユーラーヘルメス、アトラディウス、コファスの3社は、GM、フォードと提携する納入業者に対し、保険の引き受けを拒否しているという。」

●独オペル:政府に支援要請 信用保証、1230億円
http://mainichi.jp/select/biz/news/20081115dde007020026000c.html
「経営難に陥っている米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)のドイツ子会社、オペルは14日、独政府と工場などがある4州の政府に対し、「将来的な経営悪化に備えるため」信用保証を求めたことを明らかにした。……ドイツで個別の自動車企業が政府に支援要請したのは、金融危機の表面化以来初めて。」

●乗用車、国内生産1000万台割れ 08年度5年ぶり減
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20081116AT1D0801L15112008.html
「2008年度の乗用車の国内生産が970万台弱と1000万台を割り込み、5年ぶりに前年度を下回る見通しとなった。好調だった輸出が米金融危機後に急減速、トヨタ自動車など大手8社は当初計画比70万台強の減産に踏み切る。世界生産は約150万台の減産になる。」

トヨタ、国内で減産強化へ 愛知・福岡の主力工場
http://www.asahi.com/business/update/1115/NGY200811150003.html
トヨタ自動車は来年1月から、主力の田原工場(愛知県田原市)で減産を強化する方針を固めた。一部の生産ラインについて昼夜2交代の勤務を昼だけにする方針で、労働組合側に伝えた。米金融危機を発端とした世界的な販売不振は長期化する見通しが強まっており、減産の規模がさらに拡大する可能性もある」

トヨタ、GMとの合弁も減産
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20081116-OYT1T00268.htm
トヨタ自動車が、米ゼネラル・モーターズ(GM)との合弁生産会社「NUMMI」(米カリフォルニア州)で、来年1月から一部生産ラインの操業時間を短縮する方針を固めたことが15日分かった。」

●日産、追加減産7万台 栃木工場など国内で減産拡大
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20081115/76059
「同社は九月から減産に踏み切っており、二〇〇八年度の国内減産台数は、現時点で、当初の生産計画の約一割に当たる十五万台規模となる。」