末期症状の麻生政権 まとめ

●森・安倍・福田政権より早い 麻生政権崩壊を示す3つの不吉な予兆
http://diamond.jp/series/uesugi/10056/
「麻生政権は、まもなく発足3ヵ月を迎える。メディアとの関係で言えば、本来は「ハネムーン」とも称される期間である。ところが、すでに麻生政権には3つの不吉な「予兆」が現れている。それらは【内閣】、【自民党総務会】、【内閣記者会】、に現れ、それぞれが政権崩壊の不気味な兆候を示している。」

●「麻生さん=KY首相」資質疑問視する風潮広がる
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081204-OYT1T00965.htm
「「KY首相」――。週刊誌などが麻生首相をこう呼び始めたのは、首相が「未曽有(みぞう)」を「みぞうゆう」などと漢字の誤読を連発した11月中旬からだ。本来の「空気(K)が読(Y)めない」に、「漢字が読めない」をひっかけた呼び名だ。」

「事務の首相秘書官は財務省(旧大蔵省)が取り仕切るのが慣例だった。だが、財務省出身者より入省年次が3年上の岡本氏の起用で慣例が崩れた。この人事が引き金で財務省が麻生政権に様子見の姿勢になったのではないか、との観測も与党内には強い。定額給付金をめぐる混乱も、「財務省が真剣に政権を支える意欲を失ったために起きた」との見方がもっぱらだ。」

麻生派議員は嘆く。「麻生さんは『選挙の顔はオレ一人で十分』と過信していた。河村建夫官房長官松本純官房副長官も、単に選挙区で有力な対抗馬がいないという理由だけでポストにつけた。政権への風向きが変わったとたん、官邸が機能しなくなった」」

●“自らの手で解散”が危うくなった麻生首相
http://www.nikkeibp.co.jp/article/column/20081203/117088/?rota
「おそらく、麻生首相は小沢代表との党首討論に過剰な自信と期待を抱いていたのだろう。要するに「小沢代表は党首討論が苦手で嫌い」と思い込んでいたのだ。今までの小沢代表の言動にはそう思われても仕方がないところもあった。……麻生首相は、自分の「人気」についても過信していたのではないか。確かに今までの調査で麻生人気は小沢人気の倍近くあった。これは首相の最後のとりででもあった。……頼みの“麻生人気”が幻想であれば、自民党内も公明党も黙ってはいない。霞ヶ関の官僚も見切りをつけるだろう。果たして、首相は自分の手で解散することができるだろうか。実は事態はそこまで切迫している。」

●「麻生さん、もはや『選挙の顔』じゃない」…迷走する政権
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081204-OYT1T00834.htm
「麻生政権が、発足2か月余りで早くも失速気味だ。「衆院選の顔」と期待された麻生首相だが、相次ぐ失言などで内閣支持率は急落し、与党内に「これでは選挙は戦えない」との声が広がっている。」

●2009年度予算編成 自民党内で「財政再建」の棚上げ方針をめぐり波紋広がる
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00145295.html
「2009年度の予算編成をめぐり、政府が財政再建を事実上棚上げする方針を示したことについて、4日の自民党内は、賛否双方の意見が大きく割れた。……「財政再建」か「景気対策」か、それとも両立か、悩む麻生首相の胸中を推し量る1つのエピソードがある。11月、麻生首相は立て続けに書店を訪れ、数冊の本を購入した。そのうちの1つが「大暴落1929」で、アメリカに端を発した1929年の世界恐慌をテーマにした本だった。……1929年、その風ぼうから「ライオン宰相」と呼ばれた浜口雄幸(おさち)首相は、緊縮財政による構造改革路線を進めていた。そこに世界恐慌の荒波が直撃し、1931年、犬養内閣の高橋是清(これきよ)大蔵相が、それまでの緊縮路線を大転換し、赤字国債の増発でピンチをしのいだ。」

●党執行部の対応批判=シーリング凍結要求で−自民各派
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2008120400874
「政府の来年度予算編成の基本方針で概算要求基準(シーリング)は「維持」されたものの、自民党細田博之幹事長や笹川堯総務会長ら執行部のシーリング凍結要求などをめぐる対応に関し、4日、党内各派から批判が相次いだ。」

●中川元幹事長、保守派に転向?
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081204/stt0812042236003-n1.htm
「中川氏は、5日に社会保障に関する議員連盟の旗揚げを予定していたが「反麻生グループか」との観測があり、「誤解を招かないように」(議連関係者)との理由で発足を来週半ばに先送りしている。4日の発言について「保守系への影響力を増すねらいがあるのでは」(保守系若手)との声も出ている。」

●自民の役割終わった?=麻生首相
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008120400413
麻生太郎首相は4日、首相官邸でジャーナリストの田原総一朗氏と会談した。……日本が欧米並みの豊かな国になり、冷戦が終結したことなどで「自民党の役割は終わった。ビジョンが何もない」と指摘すると、首相は「そうなんだ」と応じたという。」

民主党:選挙管理内閣の「小沢構想に理解を」…鳩山幹事長
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081205k0000m010101000c.html
「鳩山氏によると、小沢氏は党首討論の後の11月28日夜、新党日本田中康夫代表と鳩山氏との会食の席上、「あんな調子じゃ麻生君は通常国会もたんじゃないかな」と指摘。首相の退陣、次期衆院選が話題になる中で「超大連立」の可能性が取り上げられたという。」

●自民「超大連立」に憶測 支持率低下で現実感も
http://www.47news.jp/CN/200812/CN2008120301001039.html
民主党小沢一郎代表が言及したとされる「超大連立」をめぐり、自民党内で憶測が渦巻いている。麻生太郎首相が政権運営に行き詰まり、来年度予算の成立などと引き換えに退陣、全政党が参加する「選挙管理内閣」で衆院を解散するというシナリオだが、実際に内閣支持率と連動するように首相の求心力も急速に低下。党内では「まったく根拠のない話ではない」(3役経験者)と現実感を持って受け止める声も出始めた。……しかし永田町では、小沢氏と自民党有力議員が連携するとの見方がくすぶっている。」

●「顔は悪いが、首相になる」=小沢氏を持ち上げ−田中真紀子
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008120400002
民主党会派に所属する田中真紀子元外相は3日夜、TBSの番組に出演し、歯に衣(きぬ)着せぬ「真紀子節」をさく裂させた。司会の久米宏さんが、政界の一部にある次期衆院選民主党が勝利しても小沢一郎代表は健康問題を理由に首相に就任しないとの見方についてただすと、田中氏は「小沢さんは確実に首相になる。顔はジャガイモみたいに悪いが」と否定した。」