米自動車ビッグ3再建策 まとめ Vol.2

ビッグスリーが儲けてきた理由
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20081201/178795/
「米国で最も売れているクルマは、フォードの「Fシリーズ」と呼ばれるピックアップトラック(以下PUT)だ。2007年の販売実績は69万台。様々なバリエーションを持つモデルだが、車名別販売台数でここ二十数年間トップを守ってきた。2位はGMのシボレー・ブランドから販売されているPUT「シルバラード」で、2007年実績は63万6000台。この2台が双璧である。」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20081201/178795/?P=2
「しかし、ここ数年は「Fシリーズ」も「シルバラード」も、徐々に販売台数が落ちてきた。プラットフォーム共有モデル全体で見れば、ピーク時の半分である。稼ぎ頭が売れなくなってきたのだから、会社の利益に影響が出るのは当然だ。」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/tech/20081201/178795/?P=3
GMとフォードについて言えば、「シルバラード」や「Fシリーズ」の落ち込みをカバーできる新しいヒット商品を生み出せなかったことが、現在の業績不振の最大の理由である。」

●米クライスラー、企業破綻で著名な法律事務所と契約
http://www.nikkei.co.jp/kaigai/us/20081206D2M0601006.html
「経営危機に陥っている米クライスラーは5日、企業の経営破綻などの分野で著名な法律事務所と契約を結んだことを明らかにした。「先月、米議会から破綻の影響を調べるよう求められ、第三者に依頼した」としている」

●ビッグ3救済、つなぎ融資へ妥協案 来週にも法案採決
http://www.nikkei.co.jp/sp2/nt244/20081206AT2M0601M06122008.html
ビッグスリー(米自動車大手3社)救済を巡り、米政府・議会内で5日、年明けまでに必要な運転資金をつなぎ融資の形で実施する妥協案が浮上してきた。すでに成立している環境技術開発向けの政府融資枠(250億ドル)の一部を活用できるように関連法を改正する案で、ブッシュ政権の意向に沿った内容だ。米民主党も同意する方向に傾いているもよう。来週にも議会で採決する公算が大きい。」

●ビッグ3支援、150億ドルで合意 米議会、来週採決へ
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/081206/biz0812061635009-n1.htm
「支援規模はビッグスリーが議会に要請した総額340億ドルを大幅に下回る。しかし、年内に破綻する恐れのあるゼネラル・モーターズ(GM)やクライスラーが年越しに必要な資金を確保でき、当面破綻を回避できる。ただ、ビッグスリー救済には共和党議員を中心に慎重論が根強く、採決が難航する可能性もある。」

●リストラ断行迫られる可能性=金融支援と引き換えに−米ビッグ3
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008120600283
「ただ、支援規模は150億ドル(約1兆4000億円)前後と、当面の危機をしのぐためのつなぎ融資にすぎず、緊急避難的な措置の色彩が濃い。しかも、議会で承認が得られたとしても、支援と引き換えに徹底的なリストラを求められそうだ。」

●ビッグ3、カナダ政府にも金融支援要請 4400億円規模
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081206AT2M0601406122008.html
「カナダ政府は5日、経営危機に陥っているビッグスリーから金融支援の要請を受けたと発表した。……3社はカナダ政府とオンタリオ州政府に対し支援を要請するため、経営再建策を提出した。支援要請額はゼネラル・モーターズ(GM)が24億カナダドルフォード・モーターが20億カナダドルクライスラーが16億カナダドルとされる。」

●ビッグ3:1兆4千億円支援で合意 米政府・議会民主党 
http://mainichi.jp/select/today/news/20081206k0000e030041000c.html
「米政府と議会民主党は5日、経営危機に陥っている米自動車大手3社(ビッグ3)を救済するため、公的資金による短期融資を実施することで合意した。複数の米メディアが政府・議会関係者の話として伝えた。AP通信は、政府関係者の話として総額150億ドル(約1兆4000億円)の公的支援を実施する方向で調整していると報じた。法案がまとまれば来週にも議会で採決される見通し。」

●ビッグ3救済 公的支援の方向
http://www.nhk.or.jp/news/k10015833791000.html#
「AP通信やロイター通信などの主要メディアが関係筋の話として伝えたもので、民主党ペロシ下院議長がホワイトハウスなどと電話会談し、ペロシ議長がブッシュ政権の主張する環境技術開発などを目的とした自動車メーカー向けの250億ドルの融資の一部を活用して大手自動車メーカー3社に対し、当面150億ドル、日本円でおよそ1兆4千億円の公的な金融支援を行う方向で同意したとしています。」

●150億ドル規模で合意=ビッグ3支援法案、来週採決へ
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008120600229
「支援が実現すれば、月内に40億ドルのつなぎ融資を必要としているゼネラル・モーターズ(GM)の経営破綻(はたん)は回避される見通し。ただ同日までの2日間にわたり上下両院で開かれた公聴会では党派を問わず慎重論が根強く、採決は大詰めで難航する可能性もある。」