派遣村――2009年01月03日

社民党、党本部の開放を検討 「派遣村」パンクで
http://www.asahi.com/politics/update/0102/TKY200901020085.html
社民党は2日、派遣村からあふれた労働者を受け入れるため、東京・永田町の党本部(社会文化会館)の一部を寝場所として開放する方向で検討に入った。今後の派遣切りの増加や公共施設の受け入れ状況を見極めて判断する。同党の福島党首は2日夜、開放された厚生労働省内の講堂を視察。朝日新聞の取材に「政府はもっと早く手を打つべきではなかったか。今回は天災ではなく、政治災害であり、避難民だ。厚労省の講堂の開放は画期的だが、国の責任であり、ある意味当然だ」と語った。 》

日比谷公園派遣村」でテント不足、厚労省講堂を宿泊場所に
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090102-OYT1T00303.htm?from=navr
《「派遣切り」などで職と住まいを失った人たちのために東京・日比谷公園に開設された「年越し派遣村」で、来場者が想定の倍の300人を超え、用意したテントが足りなくなったことから、NPO法人などで作る実行委員会は2日、厚生労働省に宿泊施設の提供を要請。これを受け同省は同日夜、庁舎内の講堂(約820平方メートル)を開放した。期間は仕事始めとなる5日朝まで。……一方、中央区も、廃校となった小学校の体育館など2施設を5日から1週間をめどに提供する予定。》

▼働き盛りの若者も 大阪や神戸の「派遣村」では
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200901020018.html
《大阪や神戸でも、民間団体が炊き出しをする公園に、職や住まいを失った人たちが集まっている。……例年は年齢制限で仕事が見つからない中高年が多いが、今回は若者が増加。「契約途中で派遣切りにあい、路上生活になった」「仕事が全くなく、生活保護を申請したい」などの相談が相次いでいるという。 》

▼製造業、人員になお過剰感 自動車、「10万人超」の可能性も
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081227AT1C2600P26122008.html
《自動車業界では完成車メーカー12社合計で今年度末までに1万7000人規模を削減する見通しのほか、電機業界でも公表分だけで国内で6000人近い非正規従業員の削減が計画されている。ただ現在の生産減ペースが続くようだと部品を含む自動車業界全体で10万人以上の削減が必要になる可能性もあり、今後は正社員の削減も検討対象に浮上しそうだ。》

▼健保組合数、1500割る ピークから2割減 財政悪化などで
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20081229AT3S2603O28122008.html
《全国の健康保険組合の数が1500を割り込んだことが健康保険組合連合会の調べでわかった。今月1日時点の組合数は1497。企業再編が活発になったことに加えて、最近は財政悪化で解散を余儀なくされる組合も少なくない。健保組合の数はピーク時と比べて約2割減少した。》

▼限度額引き下げも カード利用不便に? 改正割賦販売法
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/life/138264.html
《クレジットカードが使いづらくなる? 悪質な商法から消費者を守るために、経済産業省が省令の策定作業を進めている改正割賦販売法に対し、小売業者や信販業界が困惑している。低所得層を中心にカードの利用限度額が引き下げられる可能性があるためで、「まともな使い方の消費者にも影響する」との声も上がっている。》

▼新聞の20%以上は配達されない 「押し紙」という新聞社の「暗部」
http://www.j-cast.com/2009/01/02032889.html
《――実際にどの程度が押し紙なのでしょうか。
黒薮 全国的なデータはありません。個別の販売店を取材してきた私の推測では、おおむね3〜4割は押し紙だとにらんでいます。もっとも地方紙は別です。地方紙の場合、押し紙をしてでも大部数にみせかけ、広告の媒体価値を競い合う必要性は全国紙に比べて薄いようです。
――4割というのはちょっと多すぎる気もしますが、具体例はありますか。
黒薮 新聞社も販売店名も分かっています。例えば九州地区のある全国紙の販売店では、07年秋に総部数2010部となっているところ、本当に読者に配っていたのは1013部でした。押し紙が997部、5割弱という計算になります。大阪では押し紙が7割という店もありました。首都圏の少ないところでも2割はあるかな、というのが実感です。必要な予備紙を計算に入れても実態は大して変わりません。 》

▼携帯・ゲーム機・デジカメ…メーカー別なく置くだけで充電
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20090101-OYT1T00167.htm
《携帯電話やゲーム機、デジタルカメラといった製品を平らな台の上に置くだけで、機器の種類やメーカーが違っていても充電できる共通仕様の「充電パッド」が2010年前半にも商品化される見通しとなった。オランダ電機大手フィリップスや充電池最大手の三洋電機オリンパスなど欧米とアジアの約10社が08年末、標準規格の検討を始めた。……パッドは、水にぬれやすい電動歯ブラシなどで実用化されているワイヤレス充電の仕組みを利用する。パッドと充電池内部にそれぞれ入れたコイル間の電磁誘導によって充電するため、一般的な携帯電話の充電器などと違い、機器と直接つなぐ必要がない。》