死んでも死にきれない――2009年01月20日

公務員制度改革:「渡り」政令与野党から批判の声
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090120k0000m010028000c.html
《国家公務員OBが省庁のあっせんで天下りを繰り返す「渡り」を、首相の承認で可能とした政令について、与野党から批判する声が強まっている。自民党石原伸晃幹事長代理は19日、「党に相談しなかった手続きに瑕疵(かし)がある」として、政府に政令の撤回を申し入れた。同党内からは、渡りを禁止する議員立法の動きも出ており、政府と与党の亀裂が深まっている。》
▼波紋広がる首相の選挙制度見直し発言、閣内に“温度差”も
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090119-OYT1T00999.htm
麻生首相が衆参両院の選挙制度見直しを求めたことが、政府・与党内に波紋を広げている。首相は19日の参院予算委員会で、「完璧(かんぺき)な選挙制度は世界中ないので、色々問題が出てきたのであれば、国会や選挙制度の在り方が幅広く議論されてしかるべきだ」と指摘。……党内で選挙制度見直しに慎重論が多いのは、衆院比例選の削減・廃止といった議論に及んだ場合、比例選を重視する公明党の反発は必至だからだ。》

▼コンビニ売上高、百貨店を初逆転 主婦・高齢者つかむ
http://www.asahi.com/business/update/0119/TKY200901190319.html
《全国のコンビニエンスストアの年間売上高が08年、初めて百貨店を抜いた。百貨店は高額品の売り上げが激減した一方、コンビニは「たばこ特需」に加えて、割安なプライベートブランド(PB)商品などで、主婦層や高齢者の需要もつかんだ。コンビニ登場から約40年、消費者の志向は大きく変化している。》

※最大の要因は、田舎にもコンビニが増えたことなんじゃないかと思いますが……。

▼屋外広告健保組合の“横領”事件、元常務理事らに無罪判決
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090119-OYT1T00891.htm
《武蔵被告は在職中の1999年4月、同組合の定期預金6億円を無断解約し、保養所の取得を仲介した成瀬被告にコンサルタント料名目で渡したとして、2003年6月に逮捕されたが、東京地検は不起訴処分にした。これに対し、東京第2検察審査会は04年10月、不起訴不当の議決を行い、同地検はこれを受けて、2人を起訴していた。》

▼検察、状況の再現取りやめ 江東・女性殺害事件
http://www.asahi.com/national/update/0119/TKY200901190314.html
《東京都江東区で会社員女性を殺害し、遺体を切断したとして死体損壊などの罪に問われた星島貴徳被告(34)の19日の被告人質問で、これまで遺体を解体した状況を被告への質問や再現画像で示してきた検察側が、頭部の解体については供述調書の読み上げに立証の方法を変えた。弁護人が「被告の人格を破壊する」と異議を申し立てていた。》

▼知らぬ間に利用申請、不正送金2件…りそなのネットバンク
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090119-OYT1T00810.htm
埼玉りそな銀行の顧客2人が昨年12月、インターネットバンキングサービス「りそなダイレクト」を通じて、普通預金口座から別人名義の口座に計十数万円を勝手に振り込まれていたことがわかった。同行は、第三者が2人の個人情報を入手し、悪用したとみて埼玉県警に届け出た。》

商工ローンSFCG社長に告発状 詐欺・恐喝未遂容疑
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090119/crm0901192155028-n1.htm
《利息制限法の定める利率では融資金を完済していたのに、債権があるように装って強引な取り立てをしたとして、「日栄商工ファンド対策全国弁護団」(木村達也団長)は19日、詐欺未遂と恐喝未遂の疑いで、商工ローンSFCG(旧・商工ファンド)の大島健伸社長について、警視庁中央署に告発状を提出した。》

▼陳前総統が初公判、起訴事実否認「死んでも死にきれない」
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090119-OYT1T00822.htm
《台湾の総統府機密費の不正流用やマネーロンダリング資金洗浄)など四つの事件で起訴された陳水扁・前総統の初公判が19日開かれた。この日は、台北市内のコンベンションセンター建設工事などをめぐる二つの収賄事件に対する罪状認否が行われたが、陳氏は起訴事実を否認した。》