バチカン観光――2009年02月20日

▼自民各派、小泉氏に批判相次ぐ=中堅・若手は理解も
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&rel=j7&k=2009021900813&j1
小泉純一郎元首相が定額給付金の財源を確保する2008年度第2次補正予算関連法案を再議決する衆院本会議を欠席する意向を示したことに対し、19日の自民党各派総会で批判が相次いだ。一方、中堅・若手からは元首相に理解を示す声も出た。》

▼深夜まで飲酒、薬多用=会見後にはバチカン観光−中川前財務相
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&rel=j7&k=2009021901041
《17日辞任した中川昭一前財務・金融相が、14日午後に行われた先進7カ国財務相中央銀行総裁会議G7)後の記者会見に臨むまでの2日間の行動の詳細が19日分かった。風邪などで薬を多用する一方、13日深夜に2時間近く記者数人と飲酒しながら懇談するなど健康管理の甘さが浮かび上がった。また、関係者の証言によると「変調」を来したのは会見直前に行われた14日午後の日ロ財務相会談からだった。
 中川氏は、13日昼に東京を出発、機内で飲酒し、現地時間で同日午後5時にローマに着いた。宿泊場所でもあるローマ市内のホテルで夕方、米財務相と会談し、伊政府ゲストハウスでのG7夕食会でワインを飲んだ。その後ホテルに戻り、自室で午後10時40分から同行取材の記者4人(男女各2人)と1時間50分にわたり懇談。中川氏はその際、ジントニックを「3、4杯飲んだ」という。
 一夜明けて十四日午前8時15分からはイタリア財務省G7会合が行われ、会議終了後の昼食会に臨んだが、食事は取らずにすぐ退席。ホテルに戻り、午後2時すぎから35分間、同省幹部や記者1人らとパスタなどを食べた。同席した玉木林太郎国際局長によると、中川氏が自らワインを注文し、ホテル側の確認に「これでいい」と返答した。ワインは「(グラスに)口を付けた程度」。
 その後中川氏は1人で短時間自室に戻り、午後3時前からロシア財務相と会談。事務方によると状態が悪くなったのはこの時から。会談後もその部屋で30分程度仮眠。自室に「数十秒」(玉木局長)戻り、同45分から白川日銀総裁との記者会見に出て、醜態を演じた。にもかかわらず、会見後、同局長が同行してバチカン博物館を見学した。 
 中川氏は出張中、風邪と腰痛がひどく、眠気を催す抗ヒスタミン剤が入った風邪薬を通常の倍量飲み、鎮痛剤も服用した。日ロ会談で乱れたのは、薬の副作用が一気に出た結果ともみえる。大手製薬会社によると、「アルコールと一緒に抗ヒスタミン剤を服用すれば、副作用が強く出るという危険性は当然ある」という。》

▼26日にも衆院通過 09年度予算案、首相訪米後に
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200902200050.html
麻生太郎首相は十九日、与党幹事長と官邸で会談し、二〇〇九年度予算案の衆院通過を二十三日からの米国訪問後とする方針を確認した。帰国は二十五日夕の予定で、翌二十六日にも衆院で可決、参院に送付し年度内成立を確実にする考えだ。
 与党は当初、「(日米首脳会談で)経済がテーマの一つになる」(公明党太田昭宏代表)として訪米前の二十三日に衆院を通過させる構えだった。しかし、野党四党が十九日午前の国対委員長会談で、これに反対する方針を確認、展開によっては首相訪米に支障が出かねないことから「安全策」を採った。》

▼北方4島帰属問題も同時並行で作業を ロシア側に首相
http://www.asahi.com/politics/update/0219/TKY200902190300.html
麻生首相は19日の衆院予算委員会で、「北方四島はロシア領か日本領か。その帰属の問題を解決しておかないと、いろんな作業を進めても意味がない。帰属の問題も同時並行的に進めてもらう」と述べ、18日の日ロ首脳会談では「領土交渉で北方四島の帰属を確定させる必要があると主張した」と説明した。》

▼金融安定化へ政策総動員=社債買い取り1兆円−日銀
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco&rel=j7&k=2009021900509
《日銀は19日の金融政策決定会合で、銀行が保有する社債を最大1兆円買い取るなど、金融市場の安定と企業金融の円滑化を目的とする追加措置を決定した。……政策金利無担保コール翌日物)の誘導目標は年0.1%に据え置いた。社債の買い取りは、償還までの残存期間が1年以内で、「シングルA」格以上のものを対象に、3月4日から始める。社債に先駆けて実施しているコマーシャルペーパー(CP)の買い取りは、3月末までの期限を6カ月間延長し、企業の資金繰りを後押しする。》

臨床研修医、都市部集中の解消目指す 10年に新制度
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090219AT1G1803T18022009.html
医師不足を招いた一因と指摘される「臨床研修制度」について、厚生労働、文部科学両省は18日、見直し案をまとめた。必修科目を現行の7つから3つに減らすことや、都道府県ごとに研修医の募集定員の上限を設けることが柱。専門的な診療能力を養う期間を増やすことで、研修医を即戦力として活用するとともに、研修医が都市部に集中するのを防ぐ。……現行制度では、研修医は2年間の研修期間のうち、7つの必修科目を1年4カ月かけて回り、最後の8カ月間に将来、専門としたい診療科で研修を受ける。見直し案は、全体の研修期間は変えないが、必修科目を内科(6カ月以上)、救急(3カ月以上)、地域医療(1カ月以上)の3つに絞り、希望する診療科の研修期間を5カ月程度増やすという。》

▼NY円、一時94円台 1カ月半ぶり円安水準
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090219NTE2INK0519022009.html
《19日午前のニューヨーク外国為替市場で円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=94円台と、1月上旬以来、約1カ月半ぶりの円安水準を付けた。円は対ユーロでも下落。日本経済の先行き不安が高まり、売りが先行している。
 日本の昨年10―12月期の実質国内総生産(GDP)が前期比年率12.7%減の大幅な悪化となったことで、「これまで円を買い続けていたファンドが持ち高を解消する動きが急速に強まっている」(外銀ディーラー)という。 》

スウェーデンのサーブ:会社更生へ、19日の取締役会後−現地紙
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003009&sid=a0YQJopNK6Mc
スウェーデン紙ダーゲンス・インダストリは19日、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)傘下の同国の自動車メーカー、サーブ・オートモービルが同日、会社更生手続きを申請すると報じた。情報源を明らかにせず伝えた。同社は午前11時の取締役会後に申請を行うという。
  同紙によると、GMはスウェーデン政府にサーブへの資金注入を要請したが実現しなかった。直接または間接的にサーブに依存する労働者数は約2万5000−3万人だと同紙は報じている。 》

北朝鮮:正雲氏を人民会議代議員選挙の候補者に登録
http://mainichi.jp/select/world/news/20090220k0000m030136000c.html
《韓国の聯合ニュースは19日、北朝鮮金正日(キムジョンイル)総書記の三男正雲(ジョンウン)氏(26)が、3月8日に実施される最高人民会議(国会)代議員選挙の候補者として、登録されたと報じた。
 北京の対北朝鮮消息筋の話として伝えた。金総書記も候補者登録されるなど、朝鮮労働党や軍の高級幹部は代議員である必要があり、この消息筋は「権力の承継作業が本格化していることを意味する」と話している。》

イラク:靴投げ記者「誇り取り戻したかった」
http://mainichi.jp/select/world/news/20090220k0000m030172000c.html
《昨年12月に記者会見中のブッシュ前米大統領に靴を投げつけ、外国指導者に対する侮辱罪で起訴されたイラク人テレビ記者、ムンタダール・ザイディ被告(30)の初公判が19日、バグダッドで開かれた。同記者は「武器を使わずにイラク人の誇りを取り戻したかった」などと動機を説明した。AP通信が伝えた。……同記者には最大15年の禁固刑が科される可能性がある。弁護側は前大統領のイラク訪問が公式ではなかったと主張し、裁判長は事実関係を確認するため審理を打ち切った。審理は来月12日に再開される。》

▼スイスUBS、「秘密銀行」から撤退 脱税摘発に発展か
http://www.asahi.com/business/update/0219/TKY200902190276.html
《スイスの金融最大手UBSは18日夜、顧客の脱税を助長してきたことを認め、「不正事業」から得た利益など7億8千万ドル(約730億円)を支払うことで、米司法省と和解したと発表した。スイスの銀行の「秘密口座」は、富裕層が資産を不正に隠す場として長年批判されており、大きな転換点になりそうだ。
 UBSは、米国との間の「秘密口座」事業から完全撤退する方針。脱税に寄与してきた秘密口座の情報を、米司法省側に提供することも約束した。250〜300人分の情報を米当局に渡すという。今後、富裕層などによる脱税事件の大規模摘発に発展する可能性もありそうだ。 》

▼"非出会い系"のほうがアブナイ!? ネットが絡んだ児童被害の実態 - 警察庁
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/02/19/075/
警察庁は19日、出会い系サイト規制法違反や児童買春・児童ポルノ禁止法違反など、いわゆる「出会い系サイト」などに関する2008年の検挙・被害状況について発表した。これによると、出会い系サイトで被害に遭った18歳未満の児童は前年比376人減の724人。一方、プロフなど"非出会い系"のサイトに関わって被害を受けた児童は792人で、非出会い系の方が上回った。……出会い系サイトの利用は、2009年2月から「免許証の生年月日部分の画像送信」などが必要になるなど規制強化の流れが強まっている。だが現実は上記のように、出会い系よりも非出会い系サイトに関わって児童が被害を受けるケースが増えており、出会い系サイトの規制は遅きに失した感も否定できない。》