名ばかり……――2009年03月19日

▼解散先送り容認も=政局不透明で都議選後も視野−公明
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009031801086
《2009年度予算成立後の衆院解散を求めてきた公明党内で、解散先送りもやむを得ないとの声が出始めている。内閣支持率が低迷し、麻生太郎首相が追加景気対策などに意欲を示しており、春の解散は期待薄となっているからだ。次期衆院選と都議選(7月12日投開票)との「ダブル選挙」を回避できるかも不透明で、同党からは「任期満了選挙となっても仕方ない」(幹部)とぼやく声も聞かれる。》

企業献金:小沢氏の禁止発言が波紋…与野党賛否入り乱れ
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090319k0000m010120000c.html
民主党小沢一郎代表が企業・団体献金の全面禁止に言及したことで18日、民主党内だけでなく政府・与党や他の野党にさまざまな反応が広がった。
 ◇民主…ベテラン、中堅困惑
 ◇政府・自民…批判、反発相次ぐ
 ◇公明…「規制すべきところも」
 ◇社民…評価
 ◇国民新…否定
 ◇首相…必要性強調》

※特定の団体の構成員が、まとまって「個人的に」献金したら同じなんじゃないかと……。

▼「マルチ」封印し消費者庁法案審議 根深い政府案VS民主党案の溝
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090318/plc0903182311018-n1.htm
《消費者行政を一元化する政府提出の消費者庁設置関連法案と民主党の対案は18日、衆院消費者問題特別委員会で本格審議が始まった。内閣府の外局組織として消費者庁を新設する政府案と、内閣から独立した第三者機関「消費者権利院」を創設する民主案が早くも火花を散らした。与党は今国会成立を目指し、民主党議員のマルチ商法疑惑について追及を手控える「安全運転」に徹する方針だ。》

国民新党:報道数社に会見出席拒否…景気対策伝えないから
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090319k0000m010084000c.html
国民新党は18日の定例記者会見で、新聞・テレビ数社の取材を拒否し、会見への出席を認めなかった。同党が13日に発表した年間総額40兆円の緊急景気対策を報道しなかったというのがその理由。》

公務員制度改革、止まらぬ迷走 新組織、再び「内閣人事局」に
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20090318AT3S1800Z18032009.html
《政府は18日、ずれ込んでいた国家公務員制度改革関連法案の3月中の閣議決定にメドを付けた。だが中央省庁の幹部人事を一元管理する新組織の名称は再び「内閣人事局」に戻り、規模や権限が縮小するなど妥協も目立つ。国会提出後の与野党修正の動きにも「巻き返し」をうかがう霞が関の思惑がちらつき、迷走が止まる気配はない。》

▼ケータイ「契約」実績で「特別採用」 学生から不満と批判の声
http://www.j-cast.com/2009/03/18037889.html
ソフトバンクグループの通信3 社が、応募者に対して「特別採用コース」を新設することを伝えていたことがわかった。その内容は、「ソフトバンクモバイルの携帯電話の契約実績を選考基準のひとつとする」というもの。企業が「営業実績」を選考基準とするのは異例で、学生からは「内定前の学生に営業やらせるのはおかしい」などと不満の声もあがっている。》

▼「名ばかり管理職」は管理職ではない…マック訴訟が和解
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090318-OYT1T00989.htm
日本マクドナルド(東京都新宿区)が直営店の店長を労働基準法上の管理監督者(管理職)と見なして残業代を支払わないのは違法として、埼玉県熊谷市で店長を務める高野広志さん(47)が、同社に未払い残業代などの支払いを求めた訴訟の控訴審は18日、東京高裁(鈴木健太裁判長)で和解が成立した。同社が高野さんは管理職ではないと確認し、約4年半の残業代など約1000万円を支払うことになった。》

▼「名ばかり管理職」和解:広がる残業減の動き
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090319k0000m040121000c.html
名ばかり管理職問題の控訴審で和解を受け入れた日本マクドナルドは、訴訟の長期化による従業員の士気低下やイメージダウンを回避した格好だ。問題が大きくクローズアップされたことを受け、外食産業ではアルバイトを増やして残業時間を減らす動きが広がっているが、景気悪化の中、人件費削減圧力は強く、従業員の待遇の改善にはつながっていないのが実情だ。
 マクドナルドは18日、「社員の労働環境など仕事と家庭の調和の取り組みを続ける」などのコメントを発表した。同社は昨秋始まったこの訴訟の和解交渉を前に、08年8月から店長らの残業代の支払いを始めた。ただ、アルバイトを過去2年間で2万人増やし、店長の残業時間を現在月8〜10時間に抑え、総人件費の伸びを抑えている。》

▼一斉ベア・ゼロ、凍る春闘=電機で実質賃下げ続出−中小の交渉に影響必至
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2009031800999
《未曽有の経済危機下で行われた2009年春闘は18日、最大のヤマ場となる主要企業の集中回答日となり、組合の要求に対する経営側の回答が示された。トヨタ自動車日立製作所など不況の直撃を受ける自動車と電機の各社は、一斉に4年ぶりの賃上げ(ベースアップ)ゼロを回答。電機では、東芝などが定期昇給の実施延期を組合側に提案するなど、実質的な賃下げにまで踏み込む動きが相次いだ。春闘相場は一気に凍り付いた格好で、今後本格化する中小企業の労使交渉にも大きな影響を与えそうだ。》

東芝:「強気の経営」で名門復活、大不況で裏目に…西田氏
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090319k0000m020081000c.html
《西田氏は、05年6月の社長就任以来、米原子力大手ウエスチングハウスの買収や半導体への巨額投資など事業の選択と集中を推し進めてきた。社長就任前の05年3月期には5兆8361億円だった連結売上高は、08年3月期には7兆6680億円と約3割も拡大し、東芝を成長軌道に乗せた。その功績から「強気の経営者」として広く知られ、「東芝の顔」としての役割を担ってきた。しかし、世界的な景気の急減速で状況は一変。09年3月期には営業、最終(当期)損益ともに2800億円の巨額赤字に陥る見通しだ。特に、市況が急激に悪化した半導体事業の苦戦が響いた。大胆な選択と集中裏目に出た形で、「西田神話」に陰りが見え始め、次のリーダーにかじ取りを任せることとなった。》

▼米国でビッグスリー級の在庫! “最後”に残ったホンダの憂鬱
http://diamond.jp/series/inside_e/09_03_21_003/
《「傷が浅いと思ったホンダでさえもこのありさま。来期を考えると恐ろしい」と、ある自動車部品メーカー首脳はため息を漏らす。……米国でシビックといえば、売れ筋車種の代表格。それなのに、2月1日時点のシビックの在庫日数はなんと152日。適正水準とされる 50〜60日の約3倍。……昨年9月以降、シビックの売り上げは前年同月割れから戻らず、10月に28%も販売増だったフィットでさえも、11月には8%の減少に転じ、その後もほぼ横ばい状態が続いている。にもかかわらず、日本からの輸出は続き、米国輸入分のシビックは1月1日時点で201日、2月1日時点では266日まで拡大した。》

AIGボーナス最高6億円超 幹部73人に9800万円以上 CEO議会証言へ
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/090318/fnc0903181857011-n1.htm
《政府の支援を受けて経営再建中の米保険最大手アメリカン・インターナショナル・グループ(AIG)による高額ボーナス支給問題で、ニューヨーク州のクオモ司法長官は17日、幹部社員73人に1人当たり100万ドル(約9800万円)以上が支給されたことを明らかにした。世論の怒りを受け、政府・議会は賞与を取り戻す措置の検討を続けている。》

FBIの求人に応募殺到、3000人の枠に27万人
http://www.cnn.co.jp/usa/CNN200903180023.html
《米連邦捜査局FBI)の求人に応募者が殺到している。民間企業が不況で採用を手控える中、安定した職業として注目を浴びているようだ。
FBIは1月に、会計担当者、研究職、自動車整備士など専門職2100人と、捜査員850人の求人情報を公開した。その後、約1カ月半で、約27万人から応募があった。例年なら応募は7万人程度にとどまるという。 》

▼麻原死刑囚の再審請求を棄却
http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090318/trl0903182237013-n1.htm
《地下鉄、松本両サリン事件や坂本堤弁護士一家殺害など13の事件で殺人罪などに問われたオウム真理教元代表麻原彰晃死刑囚(54)=本名・松本智津夫=側が申し立てていた再審請求について、東京地裁高橋徹裁判長)が棄却していたことが18日、分かった。決定は17日付。
 決定によると、麻原死刑囚側は、サリン製造をめぐり、東京高裁で死刑判決を言い渡された遠藤誠一被告(48)=上告中=が控訴審で、「現在では、故村井秀夫元幹部が勝手に事件を引き起こしたと判断している」と供述したことを新証拠と主張、死刑判決の見直しを求めた。高橋裁判長は「遠藤被告の新供述は、証拠として明白ではない」と指摘した。》

▼無期判決に母親「納得できない」 会見で死刑求めて話す
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009031801000540.html
《2人に死刑、1人に無期懲役を言い渡した闇サイト殺人事件名古屋地裁判決を受け、被害者の会社員磯谷利恵さん=当時(31)=の母富美子さん(57)が18日午後、名古屋市内で記者会見し「3被告全員に死刑を求めていた。納得できない」と話した。》

▼短時間の犯行、事前計画か 三重・鈴鹿の2億強奪事件
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009031801000910.html
三重県鈴鹿市のJA鈴鹿本店で現金輸送車が男2人に襲われ、現金約2億1000万円が奪われた事件で、2人組が車で現場に乗り付け、輸送車の警備員を脅して現金を奪う犯行を約1分間で終え、現場から逃走していたことが18日、三重県警の調べで分かった。》