絶句――2009年03月23日

▼旧吉田茂邸全焼、24時間警備で火の気なく…火元は2階?
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090322-OYT1T00272.htm
《22日午前6時頃、神奈川県大磯町西小磯、旧吉田茂邸から出火、木造2階建て総ヒノキ造り数寄屋風建物約900平方メートルを全焼した。……大磯署幹部によると、別棟にある警備員室にいた男性警備員(66)が、漏電を知らせる警報器が鳴っているのに気づき、2階から煙が上がっていたことから119番した。火元は、12畳と8畳の2間がある2階とみられる。火の気はなく、23日午前から現場検証して詳しい出火原因を調べる。警備員は24時間体制で定期的に巡回しており、火災が起きた約30分前に見回ったときに異常はなかった。》

▼戦後保守政治の舞台が灰に…絶句する地元住民ら
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090322-OYT1T00788.htm
《旧吉田邸は所有する西武鉄道が4年前頃から、売却する話が浮上したため、住民が保全を求めて署名運動を展開した。「迎賓館として活用しよう」という取り組みもあった。県が3年後の一般公開を目指し、西武鉄道から邸宅の寄付を受け、敷地を二十数億円で買収して隣接する公園と一体整備する計画を発表したばかりだった。県は「緑地や庭園の価値は高く、整備計画は進める。復元については西武鉄道や大磯町との協議を踏まえて対応を決めたい」としている。》

▼小沢代表の続投容認 民主・枝野氏 捜査拡大なし条件に
http://www.asahi.com/politics/update/0322/TKY200903220164.html
民主党枝野幸男政調会長は22日のテレビ朝日の番組で、小沢代表の公設第1秘書が政治資金規正法違反の罪で起訴されても、小沢氏が続投を決断した場合の対応について「捜査が拡大しないなら、党全体の空気としてはそれ(続投方針)を覆すまでの要素はないのではないか」と語った。捜査が他の容疑に発展しなければ、続投は了承されるとの見方を示した。 》

▼自民・菅氏:解散総選挙「5月が山場」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090323k0000m010070000c.html
自民党菅義偉選対副委員長は22日、秋田県湯沢市で講演し、09年度補正予算案について「5月の連休明けに発表され、実行に移される」と述べ、5月中の成立があり得るとの見通しを示した。その上で「5月は衆院解散・総選挙の大きな山場になる。(選挙を)やるか、やらないかという状況になってくる」と語り、補正成立後、麻生太郎首相が衆院解散に踏み切る可能性があるとの見方を強調した。》

▼「バンキシャ!」で再び謝罪 誤報めぐり日本テレビ
http://www.asahi.com/national/update/0322/TKY200903220159.html
日本テレビの報道番組「真相報道バンキシャ!」が虚偽の証言をもとに岐阜県に裏金があると報じた問題で、22日に放送された同番組内で、福沢朗キャスターが、岐阜県庁や県議会などへ改めて謝罪するとともに「社内検証で経緯や取材上の問題点を明らかにし社内体制を強化していきます。検証がまとまった時点で検証番組を放送します」と説明した。》

松村邦洋さん倒れる=一時意識不明、命別条なし−東京マラソン
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&rel=j7&k=2009032200158
《タレントの松村邦洋さん(41)が22日の東京マラソンに参加し、倒れて一時意識不明の状態になった。命に別条はないという。
 警視庁などによると、松村さんは午前11時半すぎ、スタートから約14.7キロ地点の港区高輪で突然転倒し、意識を失った。心臓マッサージや自動体外式除細動器(AED)による措置を受けて回復後、病院に搬送されたという。》

チベット自治州、僧侶百人らが警察署襲撃 暴動収まらず
http://www.asahi.com/international/update/0322/TKY200903220151.html
《中国国営新華社通信によると、青海省果洛チベット族自治州で21日午後、チベット寺院の僧侶約100人を含む数百人が地元警察署を襲撃し、職員ら数人が軽傷を負った。同自治州では9日にも警察署が地元住民に襲われる事件が起きており、厳戒態勢を強める当局とチベット族との対立が深まっているようだ。
 チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世がインドに亡命するきっかけとなった騒乱から50周年を迎えた10日以降、大規模な暴動が伝えられたのは初めて。 》

▼拘束の米女性記者2人、平壌に移送か 北が政治的に利用も 
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/090322/kor0903222049003-n1.htm
《中朝国境の豆満江(とまんがん)付近で17日に米国の女性記者2人が北朝鮮軍当局に拘束された事件で、韓国の聯合ニュースは22日、北朝鮮に詳しい中国の消息筋の話として「2人は平壌にすでに移送され、国家安全保衛部と人民軍保衛司令部から直接取り調べを受けている可能性が高い」と伝えた。》

▼米の対イラン対話は現実的な選択 背景に核開発の予想外の進捗
http://sankei.jp.msn.com/world/america/090322/amr0903221911000-n1.htm
《米国のオバマ大統領によるイランへの外交対話の呼びかけは、米新政権の柔軟なアプローチとして注目されたが、その一方で、イランの核兵器開発の一層の進展やイスラエルの強硬姿勢という厳しい現実への対処の期限に迫られる米国の難しい立場を反映した。……オバマ大統領のこのイランへの取り組みは、ブッシュ政権とは異なる「話し合い外交」の実行という意図だけでなく、イランの今年6月の大統領選を踏まえてイラン側の各政治勢力や候補に米国への対抗や敵対をあおることを抑える計算も大きいとみられている。》