そりゃそうだ――2009年03月25日
▼「当たるわけがない」迎撃ミサイル、命中精度に集まる注目
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090324-OYT1T01104.htm
《北朝鮮の弾道ミサイルを自衛隊のミサイル防衛（ＭＤ）システムは迎撃できるか――。北朝鮮が「人工衛星」名目で発射準備を進めている問題を巡り、政府筋が「当たるわけがない」と発言したことで、その精度に注目が集まっている。
迎撃は二段構えだ。ミサイル発射後、米国の早期警戒衛星の情報を基に、イージス艦搭載の「ＳＰＹ―１レーダー」などが瞬時に弾道を計算。日本の領土・領海へ落下しそうなら、海上自衛隊イージス艦のスタンダード・ミサイル３（ＳＭ３）で大気圏外の迎撃を試み、撃ち漏らせば、地上のパトリオット・ミサイル３（ＰＡＣ３）で破壊。日本着弾まで約１０分と短時間のため、自衛隊法８２条の２の「破壊措置命令」が発令済みなら、部隊指揮官が迎撃を指示する。》
▼【東京モーターショー09】会期が4日短縮、出展者・展示面積は半減
http://response.jp/issue/2009/0324/article122129_1.html
《日本自動車工業会は24日、今秋に開催される「第41回東京モーターショー2009」の開催期間を正式に発表した。昨年の発表時から4日間短縮し、2009年10月23日 - 11月4日の計13日間となる。
経済不況を受け、米ビッグスリーをはじめ、欧州メーカーもフォルクスワーゲン、メルセデスベンツ、ランボルギーニなどが出展を見送る。また、大型商用車と車体部門の展示を取り止め、展示面積を縮小してコンパクトな形で展示を行う。》
▼自動車８社、国内生産５６％減・輸出６４％減 ２月
http://www.asahi.com/car/news/TKY200903240440.html
《国内自動車メーカー８社が２４日発表した２月の生産・輸出実績によると、国内生産は計４６万３千台で前年同月比５６％減と大きく落ち込んだ。世界的な販売不振で減産が加速。トヨタ自動車が６４％減、日産自動車が６８％減になるなど４社が６割以上の下落率となった。輸出実績も総崩れの様相を呈している。トヨタの国内生産台数は、記録が残る７７年１月以降で最も少なかった。……世界的な新車需要が回復しないなか「海外を含む生産の本回復は見通せない状況」（トヨタ広報）としている。 》
▼三洋電機：定昇１年凍結、賃金５％カットへ
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090325k0000m020076000c.html
《三洋電機は２４日、今春闘で労使合意していた定期昇給の実施を４月から１年間凍結するとともに、月１日の無給の休日を設けて社員の基本給を約５％カットする方針を組合側に提示したことを明らかにした。同日、０９年３月期の連結最終（当期）損益の見通しを従来予想のゼロから９００億円の赤字（０８年３月期は２８７億円の黒字）に下方修正するなど業績が悪化しているためで、今後、労使で協議して正式に決める。》
▼ソフトバンク：採用基準に携帯契約取れば評価 厚労省が調査
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090324dde041040076000c.html
《携帯電話大手「ソフトバンク」（東京都港区）グループの通信３社が、１０年春の採用に応募している大学生らに、携帯電話の契約獲得実績を採用の可否の判断基準にする方針を伝えていたことが分かった。内定すら出していない就職希望者に賃金を払わないまま「営業活動」を求めていると受け取られかねない異例の選考方法で、厚生労働省は労働基準法に抵触する可能性もあるとみて事実関係を調査している。》
▼金融庁、マネックス証券と楽天証券に新規業務停止命令
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20090324AT2C2401A24032009.html
《金融庁は24日、インターネット証券大手のマネックス証券と楽天証券に対し、システムの整備や変更が必要な新規業務の停止命令を出した。システム障害を繰り返し発生させるなど、管理体制が不十分と判断した。期間はマネックスが４月１日から３カ月間、楽天が同1カ月間。マネックスには２回目、楽天には３回目の業務改善命令も出し、経営陣も含む責任の明確化を求めた。》
▼BSデジタル新規参入にBBC、FOX、ディズニーらが申請
http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20090324_76255.html
《総務省は24日、2011年以降に開始される予定の、新たなBSデジタル放送に参入するための申請を行なった28社を発表した。6月、もしくは7月頃までに総務省がどの企業に委託放送業務の認定を行なうかを決定。実際の放送開始は2011年10月1日を予定している。
申請を行なったのは、英BBC Worldwideの子会社となるBBCワールドワイドチャンネルズジャパン株式会社(設立中)や、FOXインターナショナル・チャンネルズの子会社である株式会社ビーエスFOX、ウォルト・ディズニー・ジャパンの子会社、ブロードキャスト・サテライト・ディズニー株式会社など。》
▼ＡＩＧ賞与「非常に不適切」 ガイトナー米財務長官が議会証言
http://www.nikkei.co.jp/news/main/im20090324AS2M2403M24032009.html
《ガイトナー米財務長官は24日、米保険大手アメリカン・インターナショナル・グループ（ＡＩＧ）の高額賞与問題について下院金融サービス委員会の公聴会で証言した。長官は賞与の詳細に関する報告を3月10日に受け「非常に不適切と認識した」と説明。ＡＩＧ会長に支払いを見直すように要請したと釈明した。》
▼ＳＦＣＧ、債権３５００億円譲渡 関連会社に、資産隠しか
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009032401000933.html
《破産手続きに入った商工ローン大手ＳＦＣＧ（旧商工ファンド）が、経営危機に陥った昨年秋以降、約３５８０億円に上る債権を、大島健伸会長のファミリー企業など関連会社に譲渡していたことが２４日、過払い金返還請求に取り組む「日栄・商工ファンド対策全国弁護団」の調査で分かった。……同弁護団の調査によると、関連会社への債権譲渡は資金繰りが深刻化した昨年９月以降に始まった。譲渡先は大島会長の家族らが経営するファミリー企業やＳＦＣＧ幹部が役員を兼務する会社などだった。》
▼日本振興銀行、ＳＦＣＧから譲り受けた債権は約1024億円
http://jp.reuters.com/article/domesticFunds/idJPnTK025059520090324
《日本振興銀行（東京都千代田区）は２４日、債権の二重譲渡が問題となっている破たんしたＳＦＣＧから譲り受けた債権１０２４億７０００万円を保有していると発表した。現在、二重譲渡の有無や規模を確定する作業を行っているとした。
一部報道ではＳＦＣＧの債権約５００億円がすでに信託銀行などに譲渡済みとされているが、振興銀行は現在までにその事実は確認できないとしている。また、債権の保全措置を取っているとして、二重譲渡があったとしても決算に与える影響は軽微だとしている。》
▼山口県の裏金報道も裏付け不十分 バンキシャ！検証
http://www.asahi.com/national/update/0324/TKY200903240460.html
《日本テレビの報道番組「真相報道バンキシャ！」が虚偽の証言をもとに岐阜県に裏金があると報じた問題で、前社長の久保伸太郎相談役らが２４日に記者会見を開き、社内検証の途中結果を発表した。不十分な裏付け取材などの問題点のほか、「山口県の裏金報道」も裏付けや確認が十分でなかったことを明らかにし、「謝礼」を前提とした情報募集の是非も浮かび上がってきた。……日本テレビによれば、山口県の裏金の情報提供者も、岐阜県の問題で虚偽証言をした蒲（がま）保広容疑者（５８）＝偽計業務妨害容疑で逮捕＝と同じインターネットの取材協力者・出演者募集サイトに応募してきた。ディレクターが、実際にテレビを届けたと証言する情報提供者に会って裏金づくりの手口を聞いたが、県職員の名前などは確認せず裏付け取材をしないまま放送し、情報提供者にはインタビュー料として１万円を支払っていた。》
▼イチロー“神が降りた”決勝打、原監督「生涯忘れない」
http://www.yomiuri.co.jp/sports/wbc/2009/news/20090324-OYT1T01146.htm
《ジャパンの顔が大役を果たした。
延長十回、自ら放った決勝打に、「神が降りてきました」とイチロー（３５）。苦しみを乗り越えた安堵(あんど)感をにじませた。
３年前の大会では、全試合で安打をマーク。しかし、今年は、バットに思うような快音が戻らなかった。「個人的には想像以上に苦しみ、つらさ、痛みを感じた」と胸の内を明かした。》
▼朝青龍不覚、日馬富士の策略にはまる…残り５日立ち直れるか
http://www.yomiuri.co.jp/sports/sumo/news/20090324-OYT1T00980.htm
《大相撲春場所１０日目（２４日・大阪府立体育会館）──すきがなかった前日までとは一転、朝青龍が不覚を取った。
日馬富士の術中にまんまとはまり、土俵下で腰に手をあて、苦笑い。どよめきの中、首をかしげて花道を引き揚げた。》
▼松村邦洋さん救った、国士舘大救護部隊 東京マラソン
http://www.asahi.com/sports/update/0324/TKY200903240003.html
《２２日に開かれた東京マラソンで、国士舘大の医療救護スタッフが、タレントの松村邦洋さんら２人の男性ランナーの命を救った。心臓に電気ショックを与えて蘇生させる自動体外式除細動器（ＡＥＤ）を携帯したチームを沿道に配置したことが功を奏した。……松村さんを救ったのは、自転車で巡回していたＯＢの現役救命士２人。松村さんが１４．７キロ付近で倒れたことをランナーからの通報で知り、１分ほどで現場に急行。救急車が来るまでの間、ＡＥＤを作動させるなど蘇生措置を施した。 》
