ベスト?――2009年04月20日

▼解散 いつがベスト? 公明引き留め 急ぎたい自民
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/scope/CK2009042002000085.html
衆院解散・総選挙の時期をめぐり、与党内の駆け引きが再び活発化してきた。七月十二日投開票の東京都議選を重視する公明党は、太田昭宏代表が麻生太郎首相と極秘会談するなど、二つの選挙日程が近接しかねないことに神経をとがらせる。九月の衆院議員任期満了まで四カ月余となり、自民、公明両党の間で、ベストとする解散の照準がズレている。》

▼高木・公明選対委員長:総選挙「時期は都議選後か」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090420ddm002010087000c.html
公明党高木陽介選対委員長は19日、フジテレビの報道番組に出演した。衆院解散・総選挙の時期について「(09年度)補正予算案が、関連法案を含めれば(成立に)かなり時間がかかる」と指摘。その上で「麻生太郎首相がいろいろな懸案を解決して信を問うとなると、(7月の)都議選後になるのではないか」との見通しを示した。》

▼「過半数なければ下野」 公明・高木氏
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090419/stt0904192028003-n1.htm
《−−どうして衆院解散・総選挙と都議選が一緒ではまずいのか
 高木氏「都議選で自民、公明両党は選挙協力をする。衆院選と同時だと自民党への応援が全力で行えない。懸案を解決して信を問うなら、衆院選は都議選後ではないか」……
 高木氏「自公で過半数とれなかったら下野するのが筋だ。民主党が勝って公明党が一緒になれば、『何を考えているのか』となる」》

▼不正DM、2窓口で受け取り拒否 郵便会社、「白山会」注意喚起も
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090420AT5C1900L19042009.html
《障害者団体向け郵便料金割引制度を悪用した郵便法違反事件で、自称障害者団体「白山会」(東京・文京)の刊行物を装ったダイレクトメール(DM)が、埼玉県内の2つの郵便窓口で不審な点があるとして受け取りを拒否されていたことが19日、関係者の話で分かった。郵便事業会社はこの後、白山会について注意喚起する文書を社内で回していたが、新東京支店(東京・江東)が受け付けたという。》

▼牧議員秘書日本郵便訪問 DM発送、直後に一転承認
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009041901000424.html
《障害者団体向け郵便料金割引制度の悪用事件で、2007年2月に発送されたベスト電器(福岡市)のダイレクトメール(DM)約210万通は、埼玉県内の郵便事業会社(日本郵便)の支店でいったん拒否された後、東京都内の2支店で承認を受けて発送されていたことが19日、日本郵便関係者などへの取材で分かった。
 承認の前に、民主党牧義夫衆院議員(51)=愛知4区=の政策秘書と、東京都文京区の障害者支援団体「白山会」会長守田義国容疑者(69)が日本郵便関東支社(さいたま市)を訪れていた。
 また、承認の際には厚生労働省などが発行した団体の証明書を日本郵便に提出しなければならないが、白山会について発行記録がない上、日本郵便社内で白山会の扱いに注意を促す文書が配られていたことも判明。》

万里の長城:2500キロ長かった 中国が調査結果、6350キロ→8850キロ
http://mainichi.jp/enta/art/news/20090420ddm002030071000c.html
世界文化遺産に登録されている中国の「万里の長城」の総延長が8851・8キロに上ることが中国政府の調査で分かった。これまで約6350キロとされてきたが、約2500キロ長かったことになる。
 長城は紀元前、秦の始皇帝によって本格的に整備され、以後各年代に築かれた。今回は、保存状態が良い明代(1368〜1644年)の長城を対象に、国家文物局と国家測量局が共同で、GPS(全地球測位システム)など最新の技術を駆使し、06年から2年がかりで測量した。
 その結果、明代の長城は東端の遼寧省虎山から西端の甘粛省嘉峪関(かよくかん)まで10の省・自治区直轄市にまたがる8851・8キロと確定。のろし台5723カ所も確認された。れんがなどでできた人工壁6259・6キロに加え、くぼみや塹壕(ざんごう)部分の359・7キロ、がけなどの険しい地形2232・5キロが含まれたことから延びたとみられる。》

本屋大賞 書店員が売りたい本は売れる? 業界は“お祭り効果”期待
http://sankei.jp.msn.com/culture/books/090420/bks0904200841003-n1.htm
《全国の書店員が最も売りたい本を選ぶ「本屋大賞」。6回目の今年は、湊かなえさんのミステリー小説『告白』(双葉社)が選ばれて、早くも増刷が決まり、好調な売れ行き。「出版業界がマイナス成長の中でお祭りをやってそれなりの結果が出たと自負している。このお祭りを全国の書店が利用してもらえれば」(実行委員会の浜本茂理事長)と大賞効果に業界は期待を寄せている。
……受賞効果の大きな文学賞といえば、由緒のある芥川賞直木賞が代表的だが、文芸評論家の富岡幸一郎さんは「今やこっちのほうがポピュラリティー(大衆性や人気)があるかもしれない。普段本をあまり読まない人に本を届けるいいきっかけになっている」と話している。》

週刊新潮誤報/なぜ放置し続けたのか
http://www.sanin-chuo.co.jp/column/modules/news/article.php?storyid=511493033
《取材の過程で何度かおかしいと思ったものの、男性の証言は具体的で迫真性があり、だまされてしまった。裏付け取材が不足していた。おおよそ、そういう内容だ。謝罪と反省を繰り返しながら、全体として自らを被害者の立場に置いた経過説明にすぎない。
 いま必要なのは、なぜだまされたかではない。なぜ誤報をし、二カ月近くも放置してきたかの詳細な検証と公表ではないか。歴史ある週刊誌として新潮には、その責務がある。》

▼CPU内蔵でデータを自動消去するUSBメモリ富士通研究所が開発
http://enterprise.watch.impress.co.jp/cda/security/2009/04/17/15401.html
《株式会社富士通研究所は4月17日、自動データ消去機能を備えた「安全USBメモリ」、および同USBメモリ内のデータを特定のサーバーにしか保存させない「ファイル・リダイレクト技術」を開発したと発表した。
 安全USBメモリは、内部にCPUやバッテリを搭載。一定時間を過ぎたり、許可されていないPCに接続したりすると、自動的にデータを消去する。例えば、「24時間経過したらデータを消去」「登録外のPCに挿入したらデータを消去」といったセキュリティポリシーを設定しておくことで、万一の紛失時にも情報の流出を防ぐことができる。》