ノーベル賞その後――2009年06月18日

ノーベル化学賞受賞の田中耕一さん、東大客員教授
http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200906180067.html
《東京大医科学研究所は18日、02年にノーベル化学賞を受けた田中耕一島津製作所フェロー(49)が客員教授に就任したと発表した。たんぱく質質量分析装置について、田中さんの助言や指導を受け、がんなどの研究を進めるという。田中さんは東北大などでも客員教授を務めている。》

ノーベル賞益川さん、母校名古屋大にも研究拠点
http://www.asahi.com/science/update/0618/NGY200906180002.html
《昨年のノーベル物理学賞を受賞した益川敏英さん(69)が、来春から母校の名古屋大学名古屋市)にも研究拠点を構えることになった。名大は素粒子研究の新機構設立を計画中で、トップに益川さんを迎えたい意向だ。 ……益川さんは現在、京都産業大京都市)で定年のない終身教授を務める。同大でも来春から、「益川塾」を本格始動させ、研究者育成などを行う予定で、研究室も残る。》

ジャストシステム、浮川社長が退任 - 常務の福良氏が新社長に
http://journal.mycom.co.jp/news/2009/06/18/046/index.html
ジャストシステムは、創業者で現在社長を務める浮川和宣(うきがわかずのり)氏が代表取締役会長に退き、現常務取締役の福良伴昭(ふくらともあき)氏を社長とする人事を発表した。……また、浮川氏の妻で現在代表取締役専務の浮川初子氏は、取締役副会長になる。》

▼「ひるおび!」不振で再改編
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20090618et05.htm
《3月末に大幅に改編したTBSテレビの平日午後の時間帯が深刻な不振に陥っている。同局は早くも来月20日から、再度の改編を行うことになった。生放送の情報番組のニュース強化に加え、ドラマの再放送枠を新たに設け、子どもや年配層の在宅率が高まる夏休みを機に、挽回(ばんかい)を図る。》

▼NHKスペシャル偏向批判でネットに説明文
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090617/biz0906172011016-n1.htm
《NHKスペシャル「シリーズJAPANデビュー 第1回『アジアの“一等国”』」(4月5日放送)の内容が偏向していたとの批判が高まっている問題で、NHKは17日、同番組のホームページに「一次史料や研究者への取材に基づいて制作した。特定のイデオロギー歴史観に基づくものではない」とする説明文を掲載した。》

[参考]シリーズ・JAPANデビュー 第1回「アジアの”一等国”」に関しての説明
http://www.nhk.or.jp/japan/pdf/asia.pdf

週刊プロレス 三沢光晴追悼で異例の増刷
http://news.ameba.jp/domestic/2009/06/40224.html
《6月17日発売のプロレス専門雑誌「週刊プロレス」(ベースボール・マガジン社)が店頭から消えた? 13日の試合中、バックドロップで頭を強打し、頸髄離断が原因のため46歳で亡くなったプロレスラーの三沢光晴さんの追悼記事、バックドロップの瞬間を捉えた連続写真が掲載されており、首都圏では発売と同時に完売状態。週刊誌としては異例の増刷が決定した。》

▼中国外務省報道局長が金正雲氏訪中を否定
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20090618-508083.html
《中国外務省の秦剛副報道局長は18日の定例記者会見で、北朝鮮金正日総書記の三男、正雲氏が極秘訪中したとの一部日本メディアの報道について「そのような状況は全く存在しない」と、強く否定した。
 秦副報道局長は「私も報道を読んだが、まるで『007』の小説のようだ。彼らはどんな続編を書くのだろうか」と、皮肉まじりに話した。》

[参考]「後継者」正雲氏の訪中、正男氏も同席
http://www.asahi.com/international/update/0618/TKY200906170348.html
北朝鮮金正日キム・ジョンイル)総書記の三男、正雲(ジョンウン)氏が極秘に訪中し、胡錦濤(フー・チンタオ)・中国国家主席と北京で会談した際、長男の正男(ジョンナム)氏が同席していたことがわかった。両国を頻繁に往復する金総書記に近い北朝鮮筋と、北京の北朝鮮関係者が明らかにした。
 正男氏は胡主席と面識があり、紹介者として側近とともに列席。北朝鮮筋は「後継者は正雲氏であり、北朝鮮指導部が一致して支持していることを中国側に強調する狙いがあった」と指摘する。
 正男氏は朝鮮労働党や軍のポストには就かず、中国の特別行政区マカオに住んでビジネスにかかわっており、中国共産党幹部とのパイプが太いとされる。正雲氏が訪中した6月10日前後、正男氏もマカオから空路で北京入りしたという。
 正雲氏は6月13日、北京から広東省に向かい、さらに上海、遼寧省大連の経済開発区などを視察した後、17日までに帰国した。中国政府は同日時点で正雲氏の訪中を公表していない。》