それこそ――2009年06月26日

▼「それこそ007の続編」中国外務省が朝日新聞報道を改めて否定
http://sankei.jp.msn.com/world/china/090625/chn0906251910006-n1.htm
《中国外務省の秦剛報道官は25日の定例会見で、朝日新聞が中国側に全否定された「金正雲胡錦濤会談報道」を「確かな取材による記事」と主張し続けていることについて「それこそ朝日新聞による007(英作家、イアン・フレミングのスパイ小説のこと)の続編ではないか」と皮肉り、改めて朝日報道を否定した。
 朝日新聞は16日と18日に北朝鮮金正日総書記の後継者とされる三男の「正雲氏が訪中し胡主席と会談した」と2度報じたが、これに対し秦報道官は18日の会見で「事実ではない」と報道を否定したうえで「まるで『007』を読んでいるようだ。彼らはどんな続編を書くのだろうか」と述べた。
 しかし、朝日新聞はその後も報道内容が事実であると強調し続け、秦報道官の発言を引用し朝日報道の真実性に疑問を提起した週刊新潮に対し、「朝日新聞の信用を著しく毀損(きそん)する」として、謝罪と訂正を求める抗議文を24日に送付した。
 こうした朝日新聞の強気の姿勢についての見解を聞かれた秦報道官は「中国外務省はまだ朝日新聞からの抗議を受けていない」と言明したうえで、「私はすでに事実関係をはっきりさせている。彼(朝日記者)を信じるか、私を信じるか、それはあなたたちの自由だ」と語った。》

マイケル・ジャクソンさん急死 検視局「突然の心停止」
http://www.asahi.com/culture/update/0626/TKY200906260005.html
《82年のアルバム「スリラー」で売り上げの世界記録を打ち立て、「ポップの帝王」と称された米歌手マイケル・ジャクソンさんが25日午後2時半(日本時間26日午前6時半)ごろ、米ロサンゼルスのカリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)医療センターで死去した。50歳。ロサンゼルス郡検視局が明らかにした。……米メディアによると、25日午後0時20分ごろ、ロサンゼルス西部の高級住宅地ベルエアにあるジャクソンさんの自宅から、消防局に救急出動の要請があった。救急隊員が到着した際には自発呼吸がなく、救急車内で心肺蘇生措置を受けながら3.5キロ離れた同センターに搬送された。郡検視局は「突然の心停止が起きた」としているが、詳しい状況は分かっていない。
 ロサンゼルス市警(LAPD)殺人課は25日午後、ジャクソンさんの自宅で捜査を始めた。だが、LAPD捜査官は自宅前で報道陣に「有名人の死亡事案のために捜査を決めた」と語り、LAPDは米メディアに「事件性を示す証拠はない」と述べた。郡検視局は26日に検視を行い、死因を調べる。……ぜいたくな暮らしを維持する生活費に法廷闘争の費用も加わり、多額の負債を抱えていた。7月以降、50回予定されていたロンドン公演には、借金返済の目的もあったとみられている。》

▼【マイケル急死】「存在感のある歌手だった」麻生首相
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090626/plc0906261942012-n1.htm
《首相は「オレたちがアメリカに留学しているころだから24、25歳のころ、『ジャクソン5』で出てきた。子役でタップダンスをしていたのが最初の印象だ」とデビュー当時の思い出を披露。「われわれの世代はエルビス・プレスリーとか次のビートルズだが、その次の世代はマイケル・ジャクソンがスーパースターではないか」と振り返った。》

田原俊彦、マイケルさんへ「ありがとう」
http://www.sanspo.com/geino/news/090626/gnj0906261726038-n1.htm
《21日にデビュー30周年を迎えた歌手、田原俊彦(48)が自身のオフィシャルサイトで26日に急死したマイケル・ジャクソンさんへ「いつも夢を与えてくれてありがとう」と、追悼のメッセージを掲載した。》

▼いよいよ明日公開。『ヱヴァ:破』上映劇場には早くも行列
http://news.pia.jp/pia/news.do?newsCd=200906260006
《2007年9月に公開され、大ヒットを記録した『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』に続く新生ヱヴァ第2作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』が明日27日 (土)より公開される。前作公開時には初日から大行列ができた新宿・歌舞伎町の劇場「新宿ミラノ」には、公開前夜からファンが集結。早くも劇場前には行列ができている。》

▼「26日にも資金繰り困難」=日航支援で内部文書−政府
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco_30&k=2009062400553
日本航空の経営再建をめぐり、日本政策投資銀行による金融危機対応融資を中心とした総額2000億円の融資を通じ、政府として支援することを確認した内部文書が24日、明らかになった。国土交通省が「26日にも資金繰りに困難を来す見込み」と訴えるなど、日航が経営破綻(はたん)の危機にあったことをうかがわせる内容だ。
 文書では国交省が、不況と新型インフルエンザによる航空需要落ち込みを受けた、日航の厳しい経営状況を説明。「融資が実行されない場合、資金繰りに困難が生じ、国政上の重要課題である航空ネットワークの維持・充実に多大な支障が生じる」と、破綻の恐れがあるとの認識を示している。その上で「日航を強力に指導・監督し、退路を断って経営改善に取り組む方針」とした。
 これに対して財務省は(1)日航が経営改善に真摯(しんし)に取り組む(2)国交省が経営改善の確実な実行を対外的に約束する(3)政投銀の融資比率を可能な限り減少させる−ことを条件に、「政投銀が危機融資に応じることはやむを得ない」と理解を示した。
 同文書を踏まえて22日、河村建夫官房長官与謝野馨財務相金子一義国交相の3者会談で政府支援を決定。危機融資が26日から実行されることになった。これにより日航の経営危機は当面、回避される見通しだが、高コスト体質や労使問題を抱える同社再建の先行きは依然不透明だ。》

麻生首相安倍氏と会談
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009062500289
麻生太郎首相が24日夜に、自民党安倍晋三元首相と首相公邸で会談していたことが分かった。関係者が25日午前、明らかにした。安倍氏は、7月12日投開票の東京都議選の結果次第では党内で「麻生降ろし」の動きが本格化しかねないことを懸念し、都議選前の衆院解散に踏み切るよう首相に促したとみられる。》