財源は――2009年08月01日

麻生首相、自民マニフェストで財源示せず
http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp3-20090801-525799.html
麻生太郎首相(68)が7月31日、自民党本部で自民党マニフェストを発表した。10年で手取り100万円増、1人当たり国民所得を世界トップクラスにする、などの公約を盛り込み、景気対策を最重要点に掲げた。27日に発表された民主党マニフェストについて「財源を示さず無責任」と批判してきた麻生氏だが、この日発表されたマニフェストには具体的な財源の記述はなく、追及する報道陣からの質問にかみつくなど苦しい発表会となった。》

▼【09衆院選】自民マニフェストは組織に縛られた「ホチキス型」
http://sankei.jp.msn.com/politics/election/090801/elc0908010059002-n1.htm
自民党本部で開かれた総務会。執行部は衆院選マニフェスト政権公約2009」は30分もかからず淡々と了承されると見込んでいたが、公約に明記された「世襲候補の制限」をめぐり異論が噴出し、1時間以上に及んだ。……公務員の「天下り禁止」をめぐっても総務会で意見が相次ぎ、土壇場になって一部が削除された。麻生首相の公約発表記者会見から、わずか5時間前のことだった。
 自民党政権公約は、官僚や支持団体・組織が求める政策を集め、そのままとじたという意味から「ホチキス型マニフェスト」と揶揄(やゆ)されてきた。今回は、大胆な政策を打ち出すことを期待する向きもあったが、支持団体のしがらみからは抜けきれなかったようだ。》

▼自民マニフェスト 過去の政策の総括が先決だ
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017200908011538.html
《与党にはこの4年の政権実績の総括が求められる。しかし、きのう示されたマニフェストに前回衆院選の公約を検証した形跡はうかがえない。
 マニフェストの意義は、検証・評価が可能な数値目標や達成時期、財源、実現への工程表などを明確にする点にある。裏を返せば、検証されないマニフェストは言いっぱなしの従来の選挙公約と変わりない、ということだ。》

▼高速道路料金:無料化には課題の解決が必要−−中日本高速会長
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090731ddm008020051000c.html
中日本高速道路の矢野弘典会長は30日の会見で、民主党衆院選マニフェストに盛り込んだ高速道路の無料化について、財源や負担の公平性などの課題を解決する必要があるとの認識を示した。(1)後の世代の負担が増える(2)高速道路を使わない人も負担することになる(3)料金所の従業員の雇用が減る(4)渋滞が増える−−などの課題を指摘。「国民合意が大事だ」と強調した。》

▼農業9団体が民主党マニフェストに抗議声明 8月には緊急集会
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090731/biz0907311910006-n1.htm
民主党マニフェスト政権公約)に日米の自由貿易協定(FTA)締結を盛り込んだことについて、全国農業協同組合中央会(JA全中)やJAグループの政治団体全国農業者農政運動組織連盟(全国農政連)など農業関連9団体は31日、抗議する声明を発表した。8月7日には、東京都内で全国代表者緊急集会を開催する方針だ。》

▼自民、3区公認候補に森山氏 比例で定年制撤廃か
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/politics/news/20090801/185660
自民党は31日、同党を離党した前職の渡辺喜美氏の対立候補として、次期衆院選栃木3区に同党県連会長で前職の森山真弓氏を公認し、擁立することを決めた。同党はこれまで党規としていた比例代表の73歳定年制を事実上見直し、森山氏について比例代表北関東ブロックとの重複候補を認めるとの見方も出ている。……細田幹事長から比例での処遇に関しては特に話しはなかったという。ただ、森山氏は「公示の前日に比例が決まる。その時に何らかの処遇がなければ辞退することもあり得る」とし、比例との重複を実現するよう注文を付けた。 》

▼津島氏後継の公認見送り、青森県連が硬化
http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090801-OYT1T00886.htm
自民党本部が衆院選青森1区で公認候補を擁立しないと決めたことに対し、青森県連が猛反発している。
 県連会長で、麻生首相の盟友でもある大島理森国会対策委員長が公然と批判するなど、衆院選のしこりとなりそうだ。
 ……大島氏にしてみれば、淳氏の擁立は公募を経ており、選考手続きに問題はなかったとの思いが強い。大島氏は「世襲」候補の立候補制限には慎重で、首相が最終的に同意すると踏んでいたようだ。
 だが、「世襲」批判が自民党に向かうことを警戒する菅義偉選挙対策副委員長が「公認すべきではない」と強く主張。大島氏と菅氏はともに首相側近でありながら、これまで衆院解散時期などをめぐって意見が食い違ってきたが、今回は首相が菅氏の考えを採った形になった。このことも大島氏の怒りを招いたとの見方も出ている。県連には「首相の応援は県内全選挙区で一切、受け付けない」との強硬論も出始めている。》

▼「迷惑かけた」東国原知事がアポなし謝罪
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090801/stt0908011916005-n1.htm
《宮崎県の東国原英夫知事は7月31日午後、福岡県大牟田市にある自民党古賀誠選対本部長代理の事務所を突然訪れ、自らの衆院選出馬をめぐる一連の騒動に関し「混乱させてすいませんでした。ご迷惑をお掛けしました」と陳謝していたことが1日、分かった。事務所側が明らかにした。》

眞鍋かをり写真使用は無断じゃなかった
http://www.daily.co.jp/gossip/2009/08/01/0002184653.shtml
《タレント・眞鍋かをり(28)が、衆院選静岡7区から無所属での立候補を表明している城内実氏(44)の選挙ポスターに自身の写真を使用された件で、眞鍋の所属事務所が、事前に使用を了解していたことが31日、わかった。双方の仲介役を務めた制作会社の関係者が明かしたもの。事情を知らなかったのか眞鍋は自身のブログで「その方とはまったく関係ない。困惑している。なぜこのように使われたのか」とコメント。大きな騒動となっていた。またこの日、城内氏サイドは問題のポスターを撤去し、騒動の沈静化を図った。
 ……騒動はさらに飛び火。選挙前に特定の政党や候補者を支持する者の出演は放送倫理にかかわる問題だけに、フジテレビは所属事務所と話し合い、眞鍋がコメンテーターとして出演する30日の情報番組「とくダネ!」の出演を見合わせた。同局は今後について「週明けに決まる」とコメント。出演は未定だ。
 結局、城内氏側は、眞鍋の芸能活動へ支障を与えるのは本意ではないと、31日、問題のポスター約700枚を撤去した。HP上に掲載していた眞鍋との対談動画も削除。事態の沈静化を図った。》

▼猪木氏、衆院選「出馬打診されている」と明言
http://www.sanspo.com/shakai/news/090801/sha0908011120010-n1.htm
《国会に再び卍固めか、増税にまたも延髄斬りか。 元プロレスラーで参議院議員も務めた燃える闘魂アントニオ猪木氏(66)=本名・猪木寛至=が7月31日、複数政党から具体的に衆院選(8月18日公示、同30日投開票)への出馬を打診されていることを明らかにした。同日の一部夕刊紙が報じた。具体的な政党名は公表していない。》

▼失業率「本当は8・8%」? 助成金にひそむ“隠れ失業者”
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090801/biz0908012023015-n1.htm
《6月の完全失業率が5・4%と過去最悪(5・5%)に迫る中、実際の雇用情勢は数字よりもはるかに深刻だという声が高まっている。解雇せずに一時休業などで雇用を維持する企業に国が給付する雇用調整助成金で、“隠れ失業者”の顕在化を食い止めているためだ。助成金申請者は6月で約238万人に達し、これを含めると単純計算で失業率は8・8%に跳ね上がる。衆院選でも雇用政策が大きな争点となりそうだ。》

▼失業給付切れ生活保護に…多くは「非正規」
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090801-OYT1T00642.htm
《雇用情勢が急速に悪化した昨年暮れから今年春にかけて職を失い、失業給付を受け始めた人たちが、次々に給付の期限切れを迎えている。
 多くは非正規雇用の労働者。再就職先が見つからないまま、生活保護に移行するケースも出ている。》