曲がり角――2009年08月29日

▼日本の自動車メーカー戦略曲がり角 不振車種の生産打ち切り不可避
http://www.j-cast.com/2009/08/29047482.html
《自動車メーカーの商品戦略が大きな曲がり角を迎えた。世界同時不況は最悪期を脱したものの、高級車や大型車が売れまくる状況に戻るとはどのメーカーも考えていない。開発・生産準備・生産・販売に現状に見合わない過剰な体制を抱えて、当分は収益が低迷する見通しだ。とりわけ各社が曲がり角に来たと意識するのは日本国内。市場縮小が著しい割に多数の商品が用意されている国内では、ユーザーニーズに合わない不振車種の生産打ち切りが避けられない。
 …… 国内市場はハイブリッド車がシェア10%を越えてブームを巻き起こす一方で月販千台以下の「休眠車種」が少なくない。……それに比べてトヨタの商品ラインアップ見直しは他社以上に困難を伴う。国内では唯一、複数の販売チャンネル、それもトヨタトヨペットカローラ、ネッツ、レクサスと5つも展開しているからだ。レクサスを除き全チャンネルで併売するプリウスが爆発的なヒットを記録する横で、カローラ、クラウンといった看板車種は大きく落ち込んでおり、商品構成のバランスが崩れている。
どんな不振車種にも愛用するユーザーはいる。しかしある程度売れなければビジネスは成り立たない。ユーザーニーズと商品削減を両立するには相当な予測力、技術力が必要とされるはずだ。》


みんなの党と連立せず 民主方針
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090829/stt0908290136000-n1.htm
民主党は28日、衆院選後に政権を獲得しても、みんなの党と連立を組まない方針を固めた。今回選挙で単独過半数を獲得するのが確実な情勢を踏まえ、過半数に達しない参院で、社民、国民新両党などと連立を組めば、政権運営に支障はないと判断した。みんなの党民主党候補の出馬する選挙区で、対抗馬を相次ぎ擁立した事情もある。
 みんなの党渡辺喜美代表は、民主党小沢一郎代表代行に近く、民主党は渡辺氏の選挙区に候補を擁立していない。だが、みんなの党側は、民主党候補が出馬した神奈川4区に、同党を除籍となった浅尾慶一郎参院議員を立てるなど、民主党推薦・公認候補のいる計13選挙区で候補擁立に踏み切った。
 ……一方、民主党との選挙協力で、兵庫8区から田中康夫代表が出馬した新党日本については、衆院選議席を獲得すれば、連立を組む方針だ。》