いまさらな――2009年08月28日

▼NEC、日立、カシオの携帯事業統合 広がるか再編の動き
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090828/biz0908282218021-n1.htm
《NECと日立製作所カシオ計算機が携帯電話事業の統合を検討していることが28日、分かった。来年4月の統合を目指しており、実現すれば首位のシャープに迫る国内第2位のメーカーが誕生する。携帯電話市場は消費者に行き渡ったことによる販売低迷のほか、高機能化などに伴う巨額の開発費がメーカーの収益を圧迫。3社は統合による規模拡大を狙っており、ほかのメーカーにも再編の動きが広がる可能性がある。
 すでに日立とカシオは平成16年、携帯電話の開発部門を統合して合弁会社を設立しており、NECが携帯電話事業を分社化して合弁会社に合流させる案を軸に検討されている。日立とカシオは携帯電話をそれぞれのブランドで個別に販売しており、NECとの統合後も3社のブランドを維持するとみられる。
 ……すでに一部のメーカーは携帯事業の見直しに着手。三菱電機が20年に撤退したほか、三洋電機も京セラに携帯事業を売却した。採算性が悪化している中位以下のメーカーでは今後、他社との提携や、韓国のLG電子など日本市場での知名度向上を狙う海外メーカーに事業を売却する動きが出てくる可能性もある。》

※いまさら感が漂っていますが……。

▼デジカメの“非”高画素化は定着するのか
http://plusd.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0908/28/news062.html
《8月も終わりに近づき、ほぼ各社のコンパクトデジタルカメラの秋モデルが出そろったようだ。
 画素数アップから始まり、レンズ倍率の向上、手/被写体ブレ補正、顔/シーン認識の実装と高機能化を進め、ハイビジョン動画の撮影までも可能な機種が登場するに至ったコンパクトデジカメだが、最近では機能面アップによる差別化が難しくなった。また、携帯電話のカメラ機能の向上や、デジカメそのものが広く普及して1人1台が当たり前となったこともあり、市場全体としては苦戦を強いられる状態となっている。
 そんな状況下で発表された今シーズンの各社コンパクトデジカメだが、一部の主に高画質を指向する製品には共通するキーワードが見て取れる。それが“非”高画素化だ。……分かりやすい指標としての画素数表記は今後も継続されるだろうが、芽吹き始めた“非高画素”コンパクトデジカメ群がヒットするかどうか、注目だ。》