移転――2009年09月30日

▼読売東京本社移転か/東京・大手町連鎖型再開発に名乗り
http://www.decn.co.jp/decn/modules/dailynews/news.php/?storyid=200909280102001
読売新聞社が、東京・大手町(千代田区)で行われている連鎖型再開発事業に参画し、同地区にある東京本社ビルを移転新築する検討を進めていることが関係者の話で分かった。日本政策投資銀行ビルなどがある街区で行われる連鎖型再開発の第3次事業の参画地権者公募に同社が名乗りを挙げた。同街区には延べ床面積で15万平方メートル前後の超高層ビルの建設が可能だが、募集に応じたのは同社だけで、今後、事業を成立させるためには、ほかにも参画事業者を募る必要があるとみられる。
 大手町地区の連鎖型再開発事業は、まず地区内の種地に再開発ビルを建設して周辺地権者に移ってもらい、移転後の跡地を玉突き式に再開発していく仕組み。》

国会図書館の本、ネット配信へ
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20090930-OYT1T00006.htm
経済産業省国会図書館や関係団体とともに、権利処理や収益分配など具体的なビジネスモデルを検討する委員会を近く設ける予定で、29日、出版社団体の日本書籍出版協会は委員会への参加を決めた。著作者団体の日本文芸家協会も加わる見通しだ。構想が実現すれば、国内の書籍について新たな流通の仕組みが誕生する。
 国会図書館著作権の切れた明治・大正の書籍のデジタル画像化を進め、ネット上の「近代デジタルライブラリー」ですでに約15万冊を無料公開している。
 さらに今年6月の著作権法改正で、国会図書館は資料保存のために、著作者の許諾を得ずにデジタル化できることになった。今年度の補正予算で、1968年までに受け入れた約90万冊のデジタル化が実現する。
 今回の構想は、国会図書館が蓄積した書籍のデジタルデータを、権利処理を行う新組織に提供。様々な配信事業者を通じて有料配信し、利益を著者や出版社などに還元するというもの。》

ジュンク堂丸善と3年以内に統合
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002400915.shtml
《書籍販売大手のジュンク堂書店神戸市中央区)が、同業大手の丸善図書館流通センター(いずれも東京)の2社と3年以内に経営統合する方向で協議していることが29日、分かった。……書籍販売3社は共同持ち株会社を新しく設立し経営統合する計画。まず丸善と図書館流通の2社が2010年2月、共同持ち株会社「CHIグループ」を設立し、大日本印刷が子会社化する。社長兼最高経営責任者には丸善の小城武彦社長が就く。その後、ジュンク堂もこの持ち株会社に合流する。》