2011年03月21日のニュース・クリップ

リビア空爆 欧米、停戦持ち込み狙う 「戦争突入」を否定
http://www.nikkei.com/
《米英仏などによるリビア空爆は、カダフィ政権の戦闘能力を低下させ、反体制派への弾圧阻止を狙っている。停戦に導くのが目的で、参加国は政権転覆を目指すような本格的な「戦争突入」の意図を否定している。泥沼化したイラク戦争との違いを強調するが、カダフィ政権は態度を硬化。「行き過ぎ」との批判も出始めた。》

▼福島「放射能汚染は限定的」 海外専門家、周辺50キロ圏外影響なし
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/110321/mcb1103210504016-n1.htm
《巨大地震の影響により炉心溶融や爆発が発生し予断を許さない状況が続いている福島第1原子力発電所だが、一連の事故で漏れた放射性物質原発周辺50キロメートルを超えた地域で健康被害を引き起こすことは考えにくいとみられる。海外の複数の専門家が言明した。》

▼イタリア便り 安全か危険か
http://sankei.jp.msn.com/world/news/110320/erp11032003480002-n1.htm
《イタリアでは、1986年のチェルノブイリ原発事故後の国民投票で新たな原発建造の中止を決め、現在では先進国中唯一の原発を持たない国となった。不足の電力は隣の原発大国のフランスから輸入している。
 イタリア政府はこれでは時代に取り残されると、産業界の要請を受けて、総電力生産量の25%は原子力に頼ろうと、原発4基の建設を決めてきたのだが、今回の事故である。》

▼大震災、避難急ぐフランス人 周到なマニュアルで行動
http://www.nikkei.com/
《日本を襲った東日本大震災への各国の対応で、フランス人の動きの早さが突出している。仏政府は関東地方に住む仏人に対し海外か西日本へ逃げるよう早々に呼びかけ、他国に先駆けてチャーター機を成田に飛ばした。「やり過ぎでは」との見方もあるが、その理由を仏政府関係者に尋ねてみると「現場の判断というより、危機対応のマニュアルが自動発動したためではないか」との答えが返ってきた。》

▼米AT&T:独テレコム傘下のTモバイルUSA買収へ-390億ドルで
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920000&sid=at1d5N0tikoc
《米通信会社AT&TはTモバイルUSAを買収することでドイツテレコムと合意したと発表した。現金と株式での買収で、現在の価値は約390億ドル(約3兆1500億円)。》