2018年06月20日のニュース・クリップ
▼アメリカが国連人権理事会から離脱を表明「イスラエルに偏見」 | NHKニュース
アメリカのヘイリー国連大使は19日、首都ワシントンの国務省で記者会見し、世界各地の人権問題に取り組む国連人権理事会について、「慢性的なイスラエルへの偏見を抱えている。イスラエルを非難する決議は、北朝鮮やシリアに対するものより多い。これは人権の観点ではなく、政治的な偏見で動いている明らかな証拠だ」などと批判しました。
そのうえで、トランプ政権の改善の要求が満たされなかったとして、アメリカが離脱することを表明しました。
▼独仏首脳会談:EUに欧州難民庁案 流入抑制を目指す - 毎日新聞
19日にベルリン郊外で会談を行ったメルケル独首相とマクロン仏大統領は、欧州連合(EU)改革案のたたき台になる独仏首脳共同声明を発表した。難民・移民の流入やEUによる緊縮財政の推進で、反EU路線を取る右派ポピュリズム(大衆迎合主義)が伸長する中、新たに「欧州難民庁」を設置することなどで、難民流入抑制を目指す考えを表明した。
▼難民申請、米がトップに=欧州では半減-OECD:時事ドットコム
経済協力開発機構(OECD、本部パリ)は20日、移民や難民に関する報告書「国際移民アウトルック2018」を発表した。それによると、2017年の米国への新規難民申請件数は前年比26%増の33万件で、13年から首位だったドイツを抜いてトップとなった。……米国での申請はエルサルバドル、ベネズエラ、グアテマラといった中南米出身者が多くを占めた。……一方、欧州のOECD加盟国での申請件数は半減し、ドイツでは前年比73%減の19万8000件にとどまった。
▼ロンドン地下鉄新車両、日立勢は受注逃す シーメンスに:朝日新聞デジタル
ロンドン交通局は15日、老朽化するロンドンの地下鉄で2023年から入れ替えとなる新型車両94編成を独鉄道製造大手シーメンスに発注すると発表した。契約額は15億ポンド(約2200億円)。入札には、日立製作所もカナダのボンバルディアと共同で応札したが、英国に鉄道車両工場の新設を発表して猛アピールしたシーメンスに競り負けた。
新型車両はヒースロー空港などとロンドン北東部を結ぶピカデリー線に導入する。
▼英国、フーリガン1200人の旅券没収 ロシアと遺恨も:朝日新聞デジタル
サッカーのワールドカップ(W杯)ロシア大会で18日(日本時間19日未明)に初戦を迎えるイングランドのファン1200人以上が、ロシアに渡れずに英国に足止めにされた。ファンといっても、彼らはいわくつきのフーリガン。英捜査当局にパスポートを取り上げられた。