2019年09月10日のニュース・クリップ

英首相が求める解散総選挙、下院が2度目の否決 英議会は閉会へ - BBCニュース

イギリス下院(定数650)は9日、ボリス・ジョンソン首相が提出した解散総選挙の動議を否決した。最大野党・労働党をはじめほとんどの野党議員が反対・棄権し、実施に必要な3分の2の支持を得られなかった。
この日は、ジョンソン首相が8月に発表した5週間の議会閉会前の最後の審議日で、欧州連合EU)との合意なくEUを離脱することを禁じる野党提出の法律が成立した。また、政府に閉会の経緯や合意なしブレグジット(イギリスのEU離脱)計画に関する資料を公開するよう義務付ける法案も可決された。……英議会は今後、10月14日まで閉会する。そのため、10月31日のEU離脱期限前の総選挙は事実上、不可能となった。

日産「不正額350億円」 ゴーン元会長らに賠償請求  :日本経済新聞

日産自動車は9日開いた取締役会で、株価連動型報酬制度(SAR)の廃止を決めた。また、特別背任事件などで起訴された元会長のカルロス・ゴーン被告らに関する社内調査について、不正は350億円規模にのぼり、損害賠償請求などの法的措置をとる方針を明らかにした。

日本は収入、教育などで最下位。外国人が「住みたい、働きたい」国ランキング(BUSINESS INSIDER JAPAN)

英金融大手HSBCが毎年行っている海外駐在員の生活調査レポートを発表。外国人にとって住むにも働くにも素晴らしい環境がそろう国ランキングのなかで、日本は33カ国中32位だった(ただし、調査に必要な最低サンプル数を満たした国・地域だけがランキングの対象)。……1位はスイス。前年の8位から一気にトップに躍り出た。HSBCのレポートによると、スイスへの海外駐在員の実に82%が「生活の質が改善された」と答えており、とくに「清潔で快適な環境」を評価する声が多かった。……ほかに躍進したのはスペイン、トルコ、ベトナム

ビーガン氏「米朝交渉が失敗すれば韓日で核武装論が出てくる」- 朝鮮日報

ビーガン氏は6日(現地時間)にミシガン大学で講演し、その中でキッシンジャー国務長官との対話について紹介した。ビーガン氏はキッシンジャー氏の言葉として「われわれが行っている北朝鮮核兵器除去に向けた努力が失敗すれば、アジア全域が(核拡散という)挑戦を受ける」「日本や韓国などの同盟国は、米国の拡張抑止を信頼して核開発をやめたからだ」などの考えを示した。その上でビーガン氏は「(北朝鮮の核の脅威が続けば)ある時点で韓国や日本などアジア諸国の中で、彼ら独自の核能力保有問題を再考する必要がないか自ら検討を求める声が出始めるだろうか」と問い掛け「これ(北朝鮮の非核化)が失敗すれば、キッシンジャー氏は北朝鮮がアジアで最後の核保有国ではなくなると指摘した。国際社会はこの言葉が的中しないか心配している」とも述べた。

シューマッハ氏が仏パリで入院、細胞治療へ 現地紙報道:AFPBB News

大衆紙パリジャン(Le Parisien)は9日、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)で通算7度の年間優勝を誇るミハエル・シューマッハMichael Schumacher)氏(50)が、細胞治療を受けるために仏パリの医療施設に入院していると報じた。
 シューマッハ氏が入院していると伝えられたジョルジュ・ポンピドー欧州病院(Georges Pompidou European Hospital)の担当科は、AFPの取材に対して、医療プライバシーの規制を引き合いに報道を肯定も否定もしなかった。