2019年10月20日のニュース・クリップ

英議会、EU離脱案採決見送り 首相は延期申請を否定 - 産経ニュース

英国の欧州連合(EU)離脱問題で、英下院は19日、離脱条件を定めたEUとの新たな協定案を審議した。政府は同日中に協定案を採決にかける予定だったが、採決を保留する動議が賛成多数で可決され、協定案の採決は見送られた。英政府は国内法の規定で10月末の離脱期限の延期をEUに求める義務があり、再延期の公算が大きくなったが、ジョンソン英首相は延期申請の意向はないと表明した。

北マケドニア、総選挙へ=EU加盟交渉入り拒否受け:時事ドットコム

ブリュッセルで17、18の両日開かれた欧州連合(EU)首脳会議で、加盟交渉入りを拒否された北マケドニア(旧マケドニア)のザエフ首相は19日、前倒し総選挙を行うと発表した。

11月スペイン再選挙、第1党の社会労働党は過半数困難=調査 - ロイター

社会労働党のペドロ・サンチェス党首は9月、急進左派政党・ポデモス連合(UP)との連立政権樹立を拒否して11月10日の再選挙を発表。調査では、社会労働党が再び第一党となる見通しだが、定数350のうち獲得できるのは122議席で、4月に行われた前回選挙の123議席を下回る見通しとなっている。

伊予算案がEUルールと整合的か精査中、危機は想定せず=欧州委員 - ロイター

欧州連合(EU)のモスコビシ欧州委員(経済・財務・税制)はロイターのインタビューで、イタリアの2020年予算案で構造的財政赤字の増加が見込まれていることについて、EU財政ルールと整合的かどうか調べているところだが、危機を招くとは想定していないと述べた。……イタリアの前政権が昨年提出した予算案はEUルールからあまりにも逸脱していたため、欧州委は初めて予算案を送り返し、是正を求めた。この結果、イタリア国債利回りが急上昇し、伊政府との対立が深まった。
その後の政権交代で、親EU色が強い連立政権が発足。

CNN.co.jp : 性別は720種類、脳がないのに学習 特異な生命体、パリ動物園で一般公開

明るい黄色をしていて、時速4センチの速度ではうことができ、脳がなくても問題を解決でき、半分に切断されても自己修復できる――。そんな特異な生命体が、フランスのパリ動物園で19日から初めて一般公開される。
この生命体は、単細胞の粘菌の一種モジホコリ(学名フィサルム・ポリセファルム)。植物でも動物でも菌類でもなく、性別はオスとメスの2種類ではなく720種類もある。分裂して別の個体になったり、融合して元に戻ったりすることもできる。
10億年ほど前から存在していたと思われるが、1973年5月、米テキサス州の民家の庭で増殖しているのが発見されてセンセーションを巻き起こした。